ITproで連載されている「ノーク伊嶋のITベンダーウオッチ」で、サイボウズがまな板の上に乗せられました。
今回のテーマはサイボウズのグループウエアである。グループウエア市場は長らくIBMのLotus Notesが独占してきた。日本においても、Lotus Notesは大企業を中心にデファクトとして導入され、現在でも多くの企業で利用されている。しかし、中堅・中小企業でのクライアント環境が整うにつれて、中小企業から大企業の部門利用に至るまでグループウエアは一気に普及した。その一翼を担ったのがサイボウズのグループウエアである。以下、起業して15年で中堅・中小企業市場におけるグループウエア導入社数でシェア1位となった同社の戦略を分析する。
全5ページにも及ぶ大作でなかなか刺激的なタイトルです。1997年の起業から現在に至るまでの我々の製品戦略、マーケテイング戦略が詳細に分析されています。
ほとんど丸裸状態。
伊嶋さんに取材されたのは実は私なんですが、まさかここまで大作になるとは思ってもおらず、その取材力にまず驚きました。
もちろん私の話だけでここまで整然と書けるわけがなく、ホームページや過去の発表資料、そして業界にまつわる情報や競合の情報もあわせて、きれいにまとめられたのだと思います。
いや~、嘘はつけませんね。(ついてないですが)
私は上場前の2000年からサイボウズにいるので、取材を受けながら、自分自身でもいろんなことを思い返すことができました。
売上高の半分の広告宣伝費のほとんどを入社間もない私に任せてもらって、悶え苦しんだこととか。
会社の売上の半分を使って倍の売上を上げるって、傍から見るよりずっと大変なんですよ。
ホント日経15段のカラー広告が出る時などは、胃薬が欲しいほどキリキリ痛くなりました。
そして、パートナー様経由の販売に乗り出して、いろんな軋轢や矛盾に悩んだこと、クラウド移行でさらにパートナー様にひたすら説明に回ったこと、考えてみるまでもなく、いろんな方にご支援いただいて、またいろんな方にご迷惑をおかけして、今日があります。
今のクラウド基盤は、数年前から開発に着手していたのですが、外から見ればやっぱり去年辺りに急に方向転換したように見えますし(発表していなかったからそうなんでしょうが)、逆にちゃんと方向転換したことを認めていただいているのは、うれしい話です。
97年からやっているグループウェア事業ですが、モバイル、スマートフォン、クラウド、ソーシャルメディアなどいろんなものの登場で市場を巡る環境は激変してきました。
もはや「グループウェア市場」の定義自体も変わってきています。
私たちがやっていることは、企業のチームワークを支援するITツールの提供であって、必ずしも市場が考える「グループウェア」の提供ではありません。
市場の中での競合との戦いも大切ではありますが、スケジュール共有のイントラネットツールに囚われていては、今頃は海の底に沈んでいたでしょうし、新しく出てくるコミュニケーションツールに足元をすくわれてしまいます。
企業のチームワークを支援するクラウド基盤としてNo.1であり続けられるよう、今後もサービスのみならず、仕事の仕方をも含めて新しい提案、新しいマーケティングを模索し続けてゆきたいと思います。
あ、ちなみに最近はグループウェアではなく、コラボレーションツールという呼び方をしようとしています。
サービス自体も競合もどんどんクロスボーダーな感じになってきていますので、社内スケジューラにとらわれずにサイボウズを見ていただけましたら幸いです。
伊嶋さん、ありがとうございました。今後も鋭い眼光で見つめていただけましたら幸いです。
人が作るほぼすべての製品は、前人が創造、もしくは応用した何らかの製品の要素を模倣しています。
なので、模倣の判断というのはどこからどこまでというのはものすごく難しいとは思うのですが、そこに創造の汗の跡が全く見られず、明らかに「パクっちゃえ!」という意志が透けて見えるときに人は「模倣」という判断を下すのでしょう。
ノートパソコンのデザインは、機能上の制約もありますが、どれもこれも正直似通っていますが、レッツノートのボンネットを初めて見た時には「なるほど~」と思ったものですし、MacBook Airをはじめて見た時には、正直、機能もOSももうどうでもよくて、「欲しい!手に入れたい!」と改めてデザインの力を思い知ったものです。
そのAppleですが、やっぱりMacBook Airでデザイン特許を申請しているのですね。
「アップルがMacBook Airで、9つのデザイン特許を申請中」 WIRED JAPAN
この特許は、外形がくさび型で液晶画面側がヒンジを軸にしてキーボード側につながっているポータブル・コンピューター端末に関するもの。アップルはこのデザインがユーザーに端末を印象づけるとともに、端末の軽さや耐久性に貢献していると主張している。
特許競争はビジネスにおいては重要なものだとわかっていますが、クリエーティブな競争には見えなくて正直あんまり好きではありません。けど、あの美しいMBAをデザインしたメンバーは本当に尊敬しますし、そこは世間でちゃんと評価されてほしいなあと思います。
なので、「なるほど、デザイン特許ってこういうふうに書くんだな」とか感心しながら記事を読んで、ふと横を見るとこんな広告が・・・。

思わずコーヒー吹きました、はい。

陸前高田市に行ってきました。
被災地には何度も行っていますが、海沿いの高台から市街地に入る坂を初めて下りる瞬間は緊張します。
たぶん心が流されないように身構えるんだと思います。
壊滅状態とよく報道されていますが、どの被災地にもわずかな希望みたいな場所はあります。
しかし、この市の場合はまさしく何も無くなっていました。
津波は、海岸線から最長で8kmの地点まで遡り、平地に見える場所をすべて押し流しました。
被害の範囲は居住地面積の7割以上、市人口の7%の方が亡くなったか、行方不明になっています。
高台の墓地から見た市街地は、まるで埋め立てた直後の造成地のように真平らで何もなく、海までそのまま見渡せる状態になっています。
2万人が生活していた市街地だったところを通っても人の気配は何もなく、静けさの中を時折ガレキ除去の重機の音が響くだけです。
他の被災地と比べてはいけないのかもしれませんが、被災地それぞれに状況が違い、復興の方法も違います。
そのあたりを情報発信してゆくことも被災地支援にはなると思いますので、やや比較になってしまう点はご容赦ください。
仙台やいわき、釜石などの市も大きな被害を受けていますが、被災地から後ろを振り返ればまだまだ住宅地が広がっています。
被災者のみなさんは後ろの都市部で復興を行ってゆくのだろうなと思えます。
しかし、この街に関しては後ろがありません。
産業を持ち、自力で経済を回していた都市が、丸ごと津波に飲み込まれたという部分が想像できるだけに復興とか言うことすら軽々しく言えないようなそんな気持ちになりました。
市のNPOの方や弊社のお客様にお話を伺ったのですが、復興までの道のりが東京で考えるよりずっと困難でずっと時間がかかることがよくわかりました。
まず、住む場所がありません。
仮設住宅はできたものの、市内の4割以上の小中学校の校庭を間借りしている状態。その小中学校も避難されている児童などでパンク寸前。学校全体で隣町へ集団仮移転する高校もあります。
その仮設住宅の入居率は98%。しかも4人までは2DK、それ以上は3DKしかスペースがなく、きびしい住環境にあります。
仮設住宅の期限は2年間ですが、2年後にそこを出られる可能性が無いことも次第に分かってきました。
市の復興は、防潮堤の建設、高台移転、市内の一部嵩上げの3つの方法を併用して行われるという計画が現在固まりつつありますが、防潮堤(防災というより減災という規模です)の建設も数年、嵩上げにしても盛土に数年、さらにその土が固まるまでにあと数年、つまり仮設住宅を出て人が本格的に住める状態になるまでに最低でも5年以上はかかることは間違いありません。
しかも、市の経済を担っていたのは水産関連業で、その割合は経済規模の8割に上っていたそうで、それが跡形もなく流されています。
企業も土地も満足な住居もないという状態が今の陸前高田市の現状です。
2年で出られるなら2DKでもガマンできるかもしれませんが、4人家族で2DKの仮設に5年はいくらなんでも無理です。
ですから陸前高田市の復興の場合、第二ステップの仮設住宅というか仮設の街を経て、本格的な復興という二段構えの作戦になってゆくと思います。
その間に水産関連業が復興するかとか(これも土地問題がありますが)、その他の産業を持ってこれるかとか雇用の課題が積まれています。
多くの企業や人が支援を申し出ていますが、一年経ってもボランティアの人さえ泊まるスペースがないというのが現実なのです。
仮設住宅の生活が長引きそうだとわかった時点で、仮設住宅の環境をよくしようという住民の皆さんの要求も上がってきています。しかし、復興の都市計画も進んでいるので、そのための用地を今使うわけにもいきません。
一時的に町の外に避難しようにも、仮設の入居率が98%という現実では、一度出ると戻ってこれる時期が読めなくなるため、狭いところで我慢しているジレンマもあります。
正直、IT支援以前の問題が大きくのしかかっているののですが、何もできませんと諦めてしまえば、何も進まないとも思います。
ここまで状況が酷いと考えつくプランさえ浮かばないのですが、時間と場所のハンデをカバーすることこそがIT技術の本来のバリューであり、何かできることはあるはずと諦めずに考えてゆきたいと思いました。
本格復興を待つのではなく、本格復興が始まるまでの数年間にできることはたくさんあるはずです。
JBPressに掲載された英エコノミスト誌の翻訳によれば、今製造業は第3の産業革命にあるそうです。
最初の産業革命は、18世紀後半に英国で始まった。きっかけは繊維工業の機械化だ。それまでは何百もの織工たちの家で面倒な手作業により行われていた仕事が、1つの綿織工場にまとめられた。工場の誕生である。 第2の産業革命が起きたのは、20世紀の初めだった。ヘンリー・フォードが流れ作業の組み立てラインを完成させ、大量生産の時代の到来を告げた時のことだ。この2度の産業革命は、人々を豊かにし、都市化を促した。 そして今、第3の産業革命が進行している。製造工程がデジタル化されているのだ。製造業:第3の産業革命が始まった より
記事中に出てくるような、コンピュータで設計し自宅の3Dプリンターで何でも出せるというのは、まあいくらなんでも飛躍し過ぎで無茶な書き方ですが、情報革命の力で大量生産並みのスピードとコストで個別生産ができる可能性が出てきているとは思います。
新興国の成長により市場がそっちに向き始め、Appleから100円ショップまで大量生産のモデルが今また主流になってきているわけですが、現在はインターネットショッピングや店舗の巨大化のおかげで、選択肢が広がっている状態に過ぎません。
そして、先進国の人々は「本当に満足する一品」がいつまでたっても出てこないか、それがあまりに高すぎるために、大量生産品を次から次へと買い換えて、つかの間の満足を得ている状態ではないのかなとふと思ったのです。
日本の中小製造業にはすばらしい技術と、高い教育レベルの社員がいます。
現在のところ、その技術と教育水準は多くが大量生産の効率を上げるために使用され、人件費の比較で中国などに負けてしまっているのが実情です。
しかし、もしインターネット上で自分が本当にほしい製品の仕様を記入する自由なフォームと、企業間で自由に連携できるワークフローシステムがあれば、瞬く間にたった一つの「本当に満足する一品」を製造することが可能になるかもしれません。
もちろん今でもDELLのパソコンに代表されるようにある程度のカスタマイズは可能です。
しかし、それは組み上げる部品を選択するものであって、部品そのものをカスタマイズするほどには洗練されていませんし、単一の企業の技術力を超えない基本的には廉価版大量生産モデルの応用に過ぎません。
日本の中小製造業が持つ世界一の技術を組み上げれば、例えば大阪の町工場の組合がチャレンジしたように人工衛星のオーダーメイド生産だってできるでしょう。
オーダーメイドの人工衛星を大量生産するために障害となっているものの一つは、企業間におけるワークフローではないかと思います。
企業内ではシステム化が進んで、見える化も効率化も相当に進んでいます。(特に大企業)
しかし、その高額なシステムで情報武装した社内に対して、企業間取引だけは未だに紙と電話とFAXが飛び交っている例は枚挙に暇がありません。
企業間の作業の受け渡しや情報の共有がネックである限り、それぞれが持っている世界一の技術はなかなか活かせません。
その技術は殆どの場合、特定のパーツを創り上げることには長けていても、製品を構成する様々な部品すべての技術を持っているわけではないからです。
金属、革、電子回路、それぞれの優秀な素材と加工技術は、今でも日本企業はおそらく世界一です。
しかしその技術は企業ごとに分散して所有され、ニッチ分野での世界一が立ち並んでいます。
もし日本の製造業が一致団結してクラウド技術を活用し企業間ワークフローを構築すれば、バーチャルな企業体として世界一の素材や技術を組み合わせたオーダーメイド品を瞬く間に創り上げることは可能です。
そんなシステムを実現するにはまだまだ力不足ではありますが、サイボウズのkintoneなども手前味噌ながら可能性を秘めているのではないかと思っています。
企業内や工場内だけにとどまらない新しい発想がクラウドの活用には求められているし、それに応えられるようなサービスや提案をしてゆきたいものです。

一昨日はサイボウズのパートナーミーティングでした。
年に2回パートナー様をお招きして、サイボウズの戦略や最新アップデート情報を共有させていただく会なのですが、春のほうが規模的にも大きく発表内容も多岐にわたります。
今年のテーマはやはりクラウド。昨今の情勢から言えばクラウドビジネスをやることについてはもう当たり前のような雰囲気が漂っていますが、一年前を思い起こすと隔世の感があります。
昨年の会では内容的にも雰囲気的にも、クラウドはまだ隅っこ。数ある発表の中で当時クラウドパートナー様の担当だった私の発表だけがクラウドを前面に押し出したもので、正直に言えば敵中に迷い込んだ子羊が申開きのために壇上に上がらされちゃったみたいな感じでした。
文字通り薄氷の上を踏んで歩くようなプレゼンテーションとなり、全編にわたって緊張しながら一つ一つ言葉を選んで話したのですが、それが遠い昔のような今年の会となりました。
あらためてビジネスモデル転換期のスピードの早さを感じます。
ITビジネスにおいては、連携でもカスタマイズでもまた運用コンサルティングでもいいので、お客様がシステムを活用することで、企業利益が上がる状態にして、その対価をいただくビジネスであることはオンプレであろうとクラウドであろうと同じです。
しかしクラウドビジネスにはまだまだ課題が多いです。特に単価の問題はパートナー様だけではなくベンダーにとっても頭の痛い問題です。
昨年は、このビジネスをうまく進めている例として、私のパートの中で株式会社現場サポート様の事例を紹介させていただいたのですが、その後も順調に実績を積み上げ、今年はアワードで表彰(特別賞)させていただけて、アライアンスを進めた私としてはとてもうれしい日になりました。
現場サポート様のサービスは、サイボウズのグループウェアをそのまま提供するのではなく、建設業用に特化して提供しています。
一言で言えば、国土交通省が進めている建設現場の情報共有に特化した建設現場専用クラウドサービスです。
サイボウズ Office のクラウド版をカスタマイズして、APIや通知連携を駆使して建設現場で必要な書式の自社開発のワークフローや工事写真管理ソフトと組み合わせ、手厚いサポートといっしょに販売されています。
通常のサイボウズ Officeに比べてかなり高い単価設定ながら、建設現場の現場代理人が欲しい機能とサポートをちゃんと提供しているからだと思います。
サイボウズ単独では、そもそも国土交通省の様式もわからず、また現場監督からの電話のサポートなんて到底不可能。
現場から見ればサーバー不要で会社で使っているグループウェアと同じUIに現場で必要な書式がすべて揃っていて電話で使い方を聞けるのは大きな魅力だと思います。
cybozu.comではサービスの機能強化はもちろんですが、APIなど連携機能も今後強化してゆき、パートナー様がお客様の利益を増やせるカスタマイズをしやすい新しいビジネスモデルをこれからも推進してゆきたいと思っております。
※現場サポート様提供の「現場クラウド for サイボウズ Office 」はこちらから!
※サイボウズ パートナー・オブ・ザ・イヤー2012 の受賞企業の一覧はこちらです。

セミナーは年間150回くらいやるのですが、リモート環境でセミナーするのは初体験でした。
正確には、セミナーの集客をパートナー様にお願いするのに、セミナーの内容をセミナーする(短縮版)という感じだったのですが・・・。
正直、たった20分ですが疲れました。2時間やった気分です。
次の機会と、ひょっとしたら役に立つかもと思いメモしときます。
改めて思った大切なことは、セミナーは1対多の対話である ということです。
テレビ会議やビデオチャットの経験は何度もありますが、セミナーは全くの別物です。
今回はセミナー会場の中継ではなく、こっちは普通の会議室でひとりきり、画面の向こうは何十人という環境ですから、難易度MAXでした。
一番困ったのは、雰囲気がつかめないこと。
画面が小さく表情が見えないので、微笑んでいるのか、うつむいているのか、難しい顔をしているのか全くわかりません。
音声もハウンリグ防止である程度絞っていたもので、会場でマイクの前でちゃんと声を出してくれれば聞こえるのですが、ローカットフィルターが働くので、ざわめきのレベルは全くなくなってしまいます。
実は画面よりこれが一番困りました。
意外に、音を頼りに普段はセミナーをしていたのですね。
おかげで、普段は言わないレベルのアイスブレークを何度も入れて、リミッターにひっかからないレベルの笑い声が届いてようやく「あ、聞いてくれているんだ」と実感できました。
あとで聞いた話では、冒頭から相当笑いは起こっていたらしいです。
もちろん笑いを取ることはセミナーの目的でもなんでもないのですが、表情が見えないだけに、それが唯一の顧客の反応を知る方法だったので反射的にやっちゃったという感じです。
あと、セミナー中何度も、「と思う人は手を上げてください!」というのもやりました。
それくらい、自分が不安になっていたのですね。
年に150回もやっていれば、客層がわかれば相手が見えなくても平均的な反応は想像がつくだろうと思っていたのですが、自分の目や耳で確認しないとできないということを初めて知りました。
中小企業TV(USTREAM放送)などで話すときも、相手は見えませんが、番組とセミナーではやっぱり全然違います。
番組は、最初からブロードキャスト前提で進めますが、セミナーはブロードキャストでもなく、マンツーマンでもなく、ライブなんですよね。
だから、やっぱり直接顔をあわせてやるのに勝る対策はありません。
その効果はマンツーマンのテレビ会議の比ではないです。
テレビ会議では、映像も大きく、声や反応も相手がテレビ会議にあわせてくれますので、ある程度想像がつくのですが、セミナーでは相手はテレビセミナーに合わせてはくれません。
ここの違いが大きいのかなと思います。
で、テレビ会議を使ったセミナーをする場合に気をつけるポイントです。
1. インカム(マイクイヤホン)を付けること
セミナーらしくと思ってイヤホン付けなかったのですが、これが最大の失敗。映像よりむしろ音が大事です。
講演者がイヤホンをすれば先方の些細な反応も聞こえます。
イヤホンマイクをつけていればハウリングもなく、モニター音量を上げられます。(バックモニターの遅延の問題は残るのですが)
2. 独りでやらない
たまたまトラブルが重なって、セミナー時間はこっちの会議室は私一人になりました。
これめっちゃ気が散ります。
そもそも小心者ですから、誰か部屋に入ってきてこの姿を見られたら?とか気になりますので、カメラではなく会議室のドアに目線が度々行ってしまいました。
あと聞いてくれる人が一人でもいると違うと思います。
さらに機材ハプニングの不安もありますから、プレゼンに熱中できません。
部屋には必ず他に一人はいてもらいましょう。
3. 手を上げてもらう機会を定期的に設ける
無意識にやってしまったことですが、効果があったようです。
「サイボウズを使っている人!」とかの質問を5分か10分おきに入れて、相手にアクションを促しましょう。
相手側も、こっちが見えにくく聞きにくい状況ですから、ライブではなくテレビを見ているような気分になります。
改めてわかったのですが、セミナーって相当なホットメディアです。
(ホットメディア=相手に集中と準備を強要するメディアのこと。テレビのように気軽に見れてボケーッとしててもどこからでも情報が入ってくるものはクールメディアと呼びます。テレビに対して映画はホットです。)
4 .カメラとプロジェクター(モニター)の向きを合わせること
これは当たり前でモニター見て話すので、カメラが違う向きにセットしてあれば、横向きに話す姿しか向こうには映りません。ライブですからモニター見ないでカメラ見て話すのはKYモードに自分をしない限り、ほぼ不可能です。
目線は大切なので、なるべく高さも合わせましょう。
5. パワポのアニメは使えない
これは経験上あらかじめわかっていましたが、テレビ会議で資料を同時送信すると何秒かの遅延は発生します。
アニメの動きに合わせて話すとかは随分と間抜けになるので無理です。
背景の画像も容量を増やすので、シンプルなバックに最小限の文字数にすると遅延もある程度防止でき、多くの枚数を流せます。
まあ、しかし直接みなさまのお顔を見ながらプレゼンテーションするほうが楽しいし、何より反応で勉強させていただけます。
セミナーはぜひ会場へお呼びくださいませ。m(__)m
※特に中堅以下の企業におけるクラウド活用、モバイル活用、ソーシャル活用&グループウェアやワークスタイルセミナーについて、来て喋って欲しいというご依頼がありましたら、お気軽にお声かけ下さい!
お金を稼いで写真や映像を撮る人のことをプロカメラマンと呼ぶとしたら、私はアマチュアカメラマンだったという経歴がなく、いきなりプロになりました。(もちろん足としてこき使われたことはあります)
写真の学校を出たわけでもなく、写真部でもなく、そもそも自分の一眼レフカメラすら持っていなかった大学卒業時の私は、たまたまカメラマンが絶対的に不足しているプロダクションに入社し、ディレクターをやるつもりがいきなりのコンバート対象にされてしまったのです。(たぶん同期の中でもっとも頭と態度が悪かったんだと思いますが・・)
ひょっとしたら随分と幸運だったのかもしれません。
が、なにせ写真のことなんか何も知らないド素人が、半年にも満たないアシスタント経験だけで、いきなりテレビ局の現場に放り出されたのですから、ずいぶんと方々に迷惑をかけました。
デビュー当時はスキル的には学校の写真部員程度か、もしくはそれ以下だったと思います。
勉強しておけばよかったのですが、当時の徒弟制度下では、アシスタント時代は寝る時間を確保するだけがやっと。
現場でも隙間があれば寝てました。
そんなわけで、最初の2,3年はとにかく視聴率の高い番組でカメラをふらせてもらうことだけが目標で、そのために綺麗な映像を撮ろうと、毎日いい写真を100枚見て何がいいのか考えるとか、そういうことをしながら構図や色配列を覚え、照明は現場で見て覚えして、一応その会社の大事な仕事(と、逆にいろんな意味でひどい現場)に呼ばれるカメラマンになったわけです。
当時は、ディレクターが好きそうな映像、そして視聴者が「おおっ!」と思ってくれる映像を撮ることだけ考えていました。
そもそもディレクター志望として入社した私は実はドキュメンタリーが作りたかったので、カメラマンとしてもやっぱりドキュメンタリーが好きでした。実際にはドキュメンタリーの現場なんてそうそうはなくて、撮り方だけは似ているけど精神性は正反対のワイドショーで指名が多かったのですが・・。
ある日、短いドキュメンタリーを撮る機会に恵まれました。
その番組は、子供を持つ親に向けた教育色の強い番組で、番組の目的は子供の病気への理解を深め、偏見をなくすことを目的としたものです。
病名は小児糖尿病。情報がたくさんある今ではそれほど珍しい病気でも無くなって来ましたが、20年前の当時の私は「不摂生した子供がなるものか?」という番組のターゲットそのものと同程度のひどい認識でした。
撮影していくうちに、子供たちがそういう偏見で世の中から見られ、とてもつらい思いをしていることが次第に分かって来ました。
(ちなみに小児糖尿病は生活習慣病ではなく、生来の体質やウィルスによるもので生活改善では治りません。今では生活習慣病の2型と区別して1型糖尿病と呼ばれます)
それとともに、だんだんカメラを向けるのが辛くなって来ました。
もちろん、病気や番組意図についてのインプットは撮影前にディレクターからもらうのですが、あくまでそれは例えば皇室関連取材をする場合の撮影緒注意事項と同列の感覚でした。
撮影は、子供たちの合宿の追っかけでした。二日間にわたって撮影するのですが、食事内容以外は普通にはしゃぎ、まじめに勉強している彼らが人と違うことをするのがインスリン注射です。そのときは確か一日2回だと思います。
番組の目的は病気への偏見をなくすことで、子供たちに注射は必要で、それは本人のせいでそうなったのではなく、また伝染したりする病気でもないということを伝えなければなりません。
なので、カットとしては必要です。
が、一回目の注射のシーンは全くカメラを向けることができませんでした。
アマチュアならやめればいいです。万が一撮ったとしてもそれを何万人も観ることはないでしょう。
ディレクターに指示を仰ぐと、「自分でコミュニケーションとってね。任せる!」でした。
一晩いろいろ考えました。撮られる子はどういう気持ちか、どう撮ったら納得するか、番組を観た人はどう思うか。
ローカル番組ですから、家族も友人も近所の人も観る可能性は高い。その場合どう思ってその子にどう接するか。
説明的に撮るのか、叙情的に撮るのか?サイズは?長さは?構図は?顔の入れ具合は?
随分考えたことだけは覚えています。どう撮ったのかは正直忘れました。
ただ、子供にはどういう目的で、どう撮るか一人ひとりに説明してから撮りました。
お金を取るのがプロかもしれませんし、技を持っているのがプロかもしれません。
だけど、私はプロカメラマンは、写真(映像)という手段を使って世の中を変えようとする人のことだと思います。
今から思い返すと、この日を境に自分はプロになったのではないかなと思ってます。
スキルが多少劣っても、経験が短くても、被写体と見る人のことを考えて、世の中への影響も考えて撮る人はプロだし、どんなにうまくても何のために撮るのかわからない人はアマチュアです。
プロがプロであることを忘れた時に、撮ってはいけないものを流したり、物議をかもしたリ、心ない撮影をしてしまうのだと思います。
橘玲さんのブログ「日本人は世界でいちばん仕事が嫌い」を読んで思ったこと。
「世界価値観調査」によれば、日本人は、「余暇が減るんなら仕事なんかしたくない」と考えているひとの割合がきわめて高く、「仕事は収入を得るための手段であって、それ以外のなにものでもない」という意見に「そう思う」「どちらかといえばそう思う」とこたえたひとの割合も先進国では韓国や台湾に並んで高いそうです。
このブログでは、
「年功序列と終身雇用の日本的雇用制度が日本人を幸福にした」というのは、大いなる虚構だったようだ。(中略)この価値観調査の結果を素直に解釈すれば、ネオリベはひとびとを幸福にし、日本的雇用は労働者を不幸にする。
と結論づけられていますが、正確には「年功序列」の部分だけではないのかなと思います。
調査結果自体は事実ですから異論の挟む余地はなくて、なんとなく「仕事嫌いという人多いかな」とも思います。
そもそも「社畜」なんて言葉は、「世界でいちばん仕事が嫌い」な人が言うのでしょう。
最近、クラウドの利点として「自由なワークスタイルができますよ」とセミナーで話すことが増えてきましたが、その理由としては日本企業の仕事のやり方が、「欧米の優れた製品を真似て、それより安くいいものを作る」ビジネスモデルから脱却できていないから、仕事のやり方を変えましょうよ。という話をしています。
人は一生の間、全力で走り続けることはできないし、古いビジネスモデルが今でも通用しない(おじさんにとっては)残念な時代なので、年功序列を続けていると企業が硬直化するとは思うのですが、終身雇用っていうか、ずっと長く働き続けられる会社がいいと、私は思っています。
問題なのは、使用者と労働者にわかれてピラミッド型で仕事をする労働集約型のやり方で安くていい製品を作るというモデルが円高と人件費の上昇で崩壊しているにもかかわらず、その方法を今も取っている会社が多いということです。
年功序列の場合、使用者は「長く働いた人」であって、「昔の成功体験」をベースに仕事を進め、雇用者はそれに勤続年数が低いという理由で無条件に従うことを求められます。
そういう関係においては、使用者は自分の頭で考えることをしなくなってしまいますから、なおさら企業の改革は進みません。
そういう会社において、経営者が「最近の若いものは自分からアイディアを出してこない」とか言っているのは、ほとんど自己矛盾になってますね。そして使用者はこの路線で走っても儲かりそうにないなあと思っていながら「社畜だししゃあないか」で我慢する。
で、会社が儲かっていないにも関わらず、「業績悪化は私の責任ではないから知ったことか、私の給料増やせよ」と平気で春闘とかやっちゃうのではないでしょうか。
少なくとも、ネクタイをつけて働く今時の日本のビジネスマンが、会社が儲かっていないのにストライキしたらバラ色の未来があるなんて信じるほど思考能力がないわけがありません。
年功序列が機能するのは、「上司が経験したビジネスモデルが通用する」環境で「右肩上がりに企業が成長する」場合だけです。会社が儲かったら自分の給料が上がると信じられるからこそ、アイディアも出すしがむしゃらに働きます。
残念ながら両方の条件共に今の多くの日本企業ではあてはまりません。
日本的な経営の良さは、雇用が保証された安心な職場で、みんなで意見を出し合うボトムアップのカイゼンの仕組みで企業を変えてゆくことにあり、経営者は「日本的経営」を活かしたいのであれば、年功序列を崩して大胆に「右肩下がりでも若い人の給料が上がる余地」を作ってあげればいいんじゃないかと思うんです。
とはいえ、この場合、問題なのは管理者側の意識の改革になります。
「序列」が落ちればモチベーションは下がります。年配者なら序列は人生の積み重ねと思い込んでますから、人生全体を否定された気になることもあるでしょう。
だから、「序列」自体をなくしてしまうような制度や意識改革をしていかないといけないですね。
もちろん、経験を否定して、部下の能力を最大限に引き出すいい管理職になるという道もあると思います。
「日本的チームワーク」が悪いんじゃなくて、経験をベースに経営する「年功序列」が行き詰まっているだけではないでしょうか。
プロって私のことです。^^;
がっかりした方ごめんなさい。一応20年前はカメラで御飯食べてたんです。今でもサイボウズのホームページやカタログの写真でこき使われてますけどね。
一応カメラや写真のブログもやってます。
今週末までは東京でもなんとか桜はもちそうです。
先週から、TwitterやFacebookのタイムラインは桜の写真が花ざかりですが、同時に「桜って撮るのが意外に難しい」という書き込みを多く見ます。
そこで、タイムラインに美しい桜の写真をアップしたい方向けに、ちょっとアドバイスなんぞ書いてみます。
1.早起きして朝を狙おう

その昔、駆け出しの頃、朝の番組のバック映像を昼に撮ったら局の制作部長にバレて「朝には朝の空気感がある!それがわからんのか馬鹿者!」と大目玉を食らいましたが、朝は空気が一番澄んでいますし、太陽も斜めに挿しますから花が綺麗に見えます。
また、歩いている人の数も少ないので、邪魔なものが写りにくいです。
週末はぜひ早起きしてみましょう!(雨降ったらごめんなさいね)
2.露出補正は必ずプラスにしよう

カメラは、明るいと暗いは判別するのですが、それが白いのか黒いのかは実は判別できません。ほとんどのカメラは写っているものを人の肌(70%グレー)にあわせて露出などを自動で調整します。つまり白いものはやや暗めに、黒いものはやや明るめに撮ってしまうのです。(コントラストの状態から多少の補正はするようになっていますが)
だから桜の花はデフォルトでは必ず見た目より暗くなります。
そこで、桜を綺麗に撮る場合には、必ず露出補正をしましょう。プラス1、細かく調整できるものはプラス0.7くらいで。
コンパクトカメラでもマニュアルモードなどにほぼついてます。
iPhoneの場合は、露出とフォーカスのポイントを変えられる「プロカメラ」などのカメラアプリがお勧めです。
一眼レフの場合は、プラス0.7を基準にオートブラケットを使って、3枚連射で撮って一番いいのを使います。
3.ホワイトバランスは固定しよう
これ、ほとんどの人がやりませんが、実にもったいないです。
カメラのオートホワイトバランスは、画面全体の色の構成から、その場所が晴天か曇りか、室内かを判別してホワイトバランス(どの状態が白なのか)を決めています。
桜を撮る場合は、特にアップでは画面の大部分が白くなるので、それを白とみなしてカメラのエンジンがセットされます。
が、正確には桜の花は桜色。せっかくの桜色を白と判定するので、花がみんな白くなっちゃいます。
そこで、ホワイトバランスを晴れなら「晴天」曇りなら「曇天」にセットします。(スタイルは鮮やかモードで)
ホワイトバランスをマニュアルでセットして、露出補正でプラス1にすると、ほぼ正確に桜の花の色を再現します。
4.画面の7割以上は桜で埋めよう

人間の目は都合のいいものしか見ないようにできているので、観光客や花見のシートは脳が勝手にカットしますが、写真はそうはいきません。逆にそういうもののほうが目立ってしまいます。
なので、カメラを構えたらフレームの7割以上は桜で埋めましょう。桜並木の下にいるときには、画面の中心ではなく画面の下に気をつけて土やシート、人をぎりぎりまでカットしましょう。
5.空はなるべく写さないようにしよう

ドピーカンで順光ならいいんですが、そういう条件は晴天の日の午前9時の西向きか午後3時の東向きくらいで、たいていは桜の花よりも空のほうが明るいという構図になります。
こうなると桜の花が綺麗に見えません。桜が綺麗なのは桜の花が、その中で一番明るく輝いているからです。
なので、水や他の自然を入れたり、ズームを使って、なるべく空をカットしましょう。
6.桜によく似合う被写体をかまそう

感動の割に意外にバリエーションに困る桜の花。アップとロングを数枚撮ると、もうネタが尽きたりします。
そういうときは桜に似合う被写体をかませましょう。
桜は春の象徴。伸び盛り、とか、新緑とか、若い、とかみずみずしいとか、そういう要素を探して画面に入れるとより春らしくなりますし、撮影も楽しくなります。
7.コントラストを狙ってみよう

桜並木では問題ないのですが、一本だけの桜や都会の桜を狙うときは、画面の7割を桜にできません。
その場合は、桜以外を黒や暗い被写体にして、桜を浮き立たせるように撮りましょう。
ただし、この場合は露出補正は、逆にマイナスです。
強コントラスト時の露出はメーカーによって癖があり、また振れ幅も大きいので、補正値を何度も変えて試すといいと思います。
以上、すぐできそうなものからマニュアル読まないとわからないものまで並べてみましたが、全部ができなくても2つ3つ実践するだけでずっと写真のできあがりがぐんと良くなります、たぶん。
ぜひ週末に試してみてください!
カメラやレンズ、写真などに興味がある方、書き込み量は少ないんですがfacebookページもやってます。書きこみ頻度は全くお邪魔にならない程度なので、よかったらいいね!をくださいませ。
先日、息子(中二)の携帯がとうとうiPhoneになりました。
最初のセッテイングだけ、私にしては手取り足取り教えましたが、その後放置しておくこと数日、どこで調べたのか教わったのか、トップ画面はすっかりアイコンに埋め尽くされています。
さすがに覚えが早いですね。
その前は普通の携帯だったので、地図や写真などはノートPCを引っ張り出していろいろやってました。
が、私に似ずさしてITに興味がないようで、覚えない覚えない。
プリンタでの印刷やサイトのフラッシュのアップデートなど、結構基本的なこともいちいち聞いてくるので、教えるのが苦手な私は正直、ちょっと面倒という感じです。
しかし、iPadとiPhoneにかんしては、ほとんど何も教えずにいろいろ使いこなしているようで、UIとかUXってやっぱり大切だよなあと改めて思います。
で、ふと考えたのですが、中古のPCやその他の端末(初期のAndroidとか)の価格がずいぶんと下がって、少なくとも外見は非常に立派なハードがとても安く変えてしまうのですが、旧端末のメンテナンスコストってどうなんだろうと。
企業などで使うアプリやシステムを制限して、一括セットアップとマニュアル的な使用法なら有効だとは思いますが、例えば定年後の趣味でそういう端末を買うと、使いこなすのにずいぶんと面倒ではないかなと思います。
普通に売っているSDカードの容量が読み込めなかったり、DVDのコピーガードなんかが邪魔をして、地デジの録画がPC、で見れなかったり、最新のバージョンアップをすると動作がおかしくなったり、考えてみると自分でさえ家のPC(7年もの)のメンテナンスには年間結構な時間を割いています。
文系とはいえ、IT企業に務める私ですらこんな調子なので、年配の方にとっては、古いPCを使うとかえってIT嫌いになったり、無駄な時間を費やしたりする可能性が大きいような気がしてきました。
その辺のことを改めて思ったのが、ノークリサーチより出ている
「2011年中堅・中小企業におけるスマートフォン/タブレットの活用実態と展望調査報告」 (PDFファイルです)
これらの結果から、社内向けのスマートデバイス活用を広く活性化させるためには企業規模によらないスマートデバイスなら ではの活用シナリオを提示していく必要がある。また、「端末の購入コストが負担である」や「端末管理コストが負担である」と いった回答割合が目立つ一方で、「ノートPCで既にニーズは満たされている」という回答も多い。従来型の携帯電話と比べた 時の「画面の見やすさ」や「入力のしやすさ」をアピールするだけでは「ノートPCの持ち出し」との差別化が難しい。むしろ端末 を新たに購入するための費用やスマートデバイスに固有のセキュリティ管理などが必要になるだけ負担は大きくなる。
アンケート結果の数字自体は肌感覚とそんなに変わらないのですが、PCの代替えをさせようとするのに、タブレットでは役不足というのが目に止まりました。
以前のブログでも書いたのですが、タブレットはPCの代わりにはなりません。
特性がそもそも違うので、特性を理解した上でタブレットを活用するように業務を設計すると、業務も教育も驚くほど簡単に変わってゆくような気がします。
そこに想像を至らせないのは、おそらくは我々ベンダー側の啓蒙不足というか、私達自身の想像力がPCでやる業務の域を超えていないのだと反省させられます。
新しい仕事のスタイルを我々自身がもっと挑戦して、創造して、実践していかないといけないのだろうなあと改めて思います。
モノを大切にすることも大切ですし、端末のコストダウンももちろん大切ですが、業務や生活全体を変えたり、総コストを下げることがやはり大切ですから、安いからという理由で旧端末を使わせたり、古いやり方を今から教え込んだりするのもある意味、罪なときもあるなあと思いました。

ストレス社会との付き合い方
「思いやり経営」のススメ
テレワークが労働者のマインドを変える
求む、クックパッド男子
37歳の常識――我々は一生学び続ける