グラフカタリスト:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS)

グラフカタリスト

ソーシャルメディアをWeb解析の視点から捉え直す

話題のGumroad ですが、Gumroadの商品ページを検索できるGumroad searchという外部ツールが作られました。しかしこのGumroad search には、Gumroadがギリギリ保っていた「商品と売り手の繋がり(の正当性)」をかき消してしまうという危うさがあります。

Gumroad の仕組み

Gumroad はもともと「商品に1つURLを与える」機能しかありません。新着商品の一覧や、人気ランキングなど、売り手のプロモーションになるような機能は持っていません。

そのため、ユーザーが商品を売るためには、以下の手段でページを広める必要があります。

・検索
・ソーシャルメディア
・既存のサイトにリンク

検索からのアクセスはGumroadの構造的にあまり期待できません。Gumroad内部でリンク関係を構築してくれないからです。

既存サイトからリンクして、擬似的なECサイトを作るのはありかもしれません。ただまとめ買いが出来ないなど、点数が増えたときの問題点もあります。

一番向いているのはソーシャルメディアです。上記のようにまとめ買いが出来ないため、細切れに商品を宣伝しなければなりません。TwitterやFacebookといった、フロー型のソーシャルメディアはGumroadのプロモーションにうってつけです。

Gumroad 内部で完結することの危うさ

Gumroad は当初から著作権違反を促す危険性が指摘されていました。自分の創作物でないデジタルデータを販売できてしまうからです。

ただ上記のように、実際に売るためにはソーシャルメディアなり既存のサイトなり、売り手と商品を結びつける外部の存在を経由する必要がありました。しかしGumroad searchは、Gumroadという世界の中だけで売り手と買い手を結びつけるので、売り手と商品の関係性は分からなくなります。ここにGumroad searchの危うさがあります。

Gumroadsearch

アイコンを表示させるだけでも違うはず

冒頭から「危うさ」という曖昧な言葉を使っているのは、そもそも違法行為を引き起こす危険性がGumroad本体にあるからであり、searchはそれを加速させるかもしれない、程度の話でしかないからです。

のでGumroad側で、もっと売り手と商品の関係性を可視化するなどの改善が望まれます。売り手のTwitterやFacebookのアカウント、アイコンを商品ページに表示するだけでもそれなりに効果はありそうです。

○以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov

ユーザーローカルさんのリリースしたソーシャルメディア分析ツール「ソーシャルインサイト」を簡単に使ってみました。Twitterアカウント・Facebookページの競合比較に秀でたツール、という印象です。意外に日本語のフリーツールでTwitter・Facebook両方いけるツールはありません。詳細は以下。

ソーシャルインサイト

ソーシャルインサイトは以下の4つの機能があります。このうち「マイファン分析」はまだ未実装、「コミュニケーション管理」は有料版(ビジネス/エンタープライズ)のみの提供なので、フリーで使えるのは「ソーシャルメディア傾聴」「ファン分析」の2つになります。

・ソーシャルメディア傾聴
・ファン分析
・コミュニケーション管理
・マイファン分析

ソーシャルメディア傾聴

Sm_hearing2

「ソーシャルメディア傾聴」は、指定したキーワードに関する分析です。そのキーワードが発言された数、発言者の属性傾向、テキストマイニングによるネガポジ判定、共起語分析、発言の本文一覧などを見ることができます。またTwitterだけでなく、指定したキーワードのwikipediaページのPVも知ることができます。

ユーザーインサイトは「Twitraq」というTwitter分析ツールをリリースしており、このキーワード分析と昨日はかなり近いようです。ただしTwitraqが「ざっくりこんな感じです」というデータを見るのに適しているのに対し、ソーシャルインサイトは細かい割合や数字を見れるようになっています。またネガポジ判定やwikipediaのPVはこれまでにない機能です。また面白いのはキーワード間の比較機能で、登録したキーワード同士のデータを比較できます。発言数の推移だけでなく、発言者の属性情報等も比較できるようになっています。また2つの単語の発言数の推移に相関があるかどうか、相関係数まで出してくれます。

ファン分析

「ファン分析」は、Twitter アカウントや Facebook ページのファン数推移や影響力、ユーザー層を調べることができます。またYouTube の視聴数も分かります。特徴的なのは、自分が管理しているTwitterアカウントやFacebookページでなくても良いという点です。つまり競合分析に適しています。適しています、と書きましたが、むしろそれを主眼として設計されており、任意のアカウントを1つのページで比較することができるようになっています。下のキャプチャは僕のアカウント( @klov )とIT戦士・岡田さんのアカウントを比較したものです。フォロワーの実数を比較すると比較できない程度の差があるので、差分の推移を見ています。このように実数と差分、データの見せ方を2パターン選ぶことができます(これはソーシャルメディア傾聴でも同様です)。

Sm_hearing4

コミュニケーション管理

「コミュニケーション管理」は有料版のみの機能ですが、企業アカウントへ寄せられたコメントへの返事等を誰がやるのか、その進捗はどうなのか、管理するツールと思われます。企業向けのツールとしては今や必須になりつつあります。

マイファン分析

「マイファン分析」は未実装の機能ですが、アナウンスによると

・友達のユーザー属性(年齢・性別・居住地など)
・友達がいいね!した Facebook ページ
・友達がいいね!した URL

などが分かるようです。自分の友人がとったアクティビティに関する情報がサマリーされるといった感じでしょうか。

感想―目玉は比較機能

Twitter分析について言うと、自分のアカウントに関する情報だけを集めたい場合、既存のTwitraqで事足りると感じました。ソーシャルインサイトはデータが細かい代わりに、発言数の推移や発言者の属性が1ページで見れない仕様です。また最大のウィークポイントはフリーだとCSVダウンロードが効かない点です。

ただ企業が目的をもってソーシャルメディアを使う場合、自社のアカウントについてだけ気にしていれば良いという考え方は少し厳しいでしょう。このブログでもたびたび書きましたが、ソーシャルメディアのアカウントを運用するのにもなんらか定量的な目標や目的が必要で、競合比較はその上で重要です。そしてソーシャルインサイトの最大の特徴は、この比較機能にあります。キーワード同士の比較も良くできていますし、TwitterアカウントやFacebookアカウントの比較ツールは、日本語ベースのツールで無料のものは寡聞にして知りません。Facebookページのインサイト機能ではリーチ数などを重視していますが、これは自分の管理しているFacebookページしか見れない情報なので、競合比較出来るデータは限られています。強いて言うなら、Faceobookページの発言数データも欲しかったところです。

比較機能は非常に面白いです。ぜひ一度試してみることをお勧めします。

ソーシャルインサイト

○以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov

オルタナブログの管理人、ばんちょ~がだすお題に沿って答えるこの企画、今回のテーマは「2012年の3大ニュース」とのこと。
これはばんちょ~のミスではなく、2012年の年末を想像して書くんだそうです。

私の「2012年の3大ニュース」

1.リアルいいね流行る
NFCと連動したアプリは、おサイフケータイ使うとFacebook側に情報を流してくれるのですが、うっかり流してはいけないものを流すという定番の混乱もありました。

2.Pinterestが意外に流行らなかった
やっぱあのピンクのデザインは抵抗感が。

3.Kindle、日本参入
初期の品数は期待したほどではありませんでしたが、それでもやはりAmazonはAmazonでした。
新書がガリガリ読めるのが素敵。

……こんな感じでしょうか。ソーシャルと電子書籍で。
ちなみにPinterestは本当にあのピンクのデザインが苦手で、あまり触れていません。
あとKindleの黒船来航詐欺は早く終わりになってほしいものです。

klov

スケダチ・高広氏のエントリが一部で話題になっていました。

「フェイスブックマーケティング」なんてものは存在しない。

エントリ自体の趣旨としてはソーシャルメディア領域に特化したコンサルティングの不味さを指摘するものだと思いますが、延焼するとソーシャルメディア自体の持つポテンシャルまで棄損されかねないなあと思って見ていました。こうした問題の根本的な原因は、だれもがソーシャルメディアをうまくお金につなげられていないという点にあるのでしょう。というのも、検索エンジンもまたソーシャルメディアと同じくあくまでユーザーと事業者を結ぶ1チャネルでしかないにも関わらず、SEM(サーチエンジンマーケティング)という用語が成り立ち、実際に大きな市場が形成されているからです。それは単に検索エンジンでモノや情報を探すユーザーが、すでに購買意欲の高くなっている「刈り取り」対象のユーザーであることが(結果的に)分かったからです。

ソーシャルメディアのビジネスポテンシャルはどこに?

「刈り取り」における費用対効果で、検索エンジンにソーシャルメディアはおそらく今後ずっと勝てません。すでに購買意欲が高まったユーザーをコンバージョンへと導く術として、検索は今後もその頂点に立ち続けるでしょう。ではソーシャルは?「まだマーケティングファネルの入口にいるユーザーを先に進めさせるものであって」……となるとその手段はソーシャルメディア以外にもたくさんあります。

ソーシャルメディアのビジネスポテンシャルがどこにあるのか。2011年11月にリリースされたTNSの「‘Digital waste’ pollutes the online world as brands fail to listen to what people want 」というやや過激なタイトルの調査サマリーがあります。ここでは先進国市場の顧客のうち60%近くがソーシャルメディア上で企業ブランドとは繋がりたくないと答えている実情が明かされており、代わりに企業の誤ったデジタル戦略によって「友達のいないFacebookアカウントから誰も読まないブログ=デジタルのごみ」が大量に生み出されていると指摘されています。

It found that 57 per cent of people*** in developed markets* do not want to engage with brands via social media ? rising to 60 per cent in the US and 61 per cent in the UK. Instead, misguided digital strategies are generating mountains of digital waste, from friendless Facebook accounts to blogs no one reads.

こうした惨状は、企業がソーシャルメディアの重要性を認識しながらも、顧客に対して企業の存在がバランスがとれてかつ正当性のあるものでなければならない、つまりソーシャルメディアがあくまで顧客の側に属するものだということを理解できていないからだとサマリーにはあります。つまり「空気嫁」ということですね。

Matthew Froggatt explains: “Digital waste is the accumulation of thousands of brands rushing online without thinking who they want to talk to ? and why. Many brands have recognised the vast potential audiences available to them on social networks; however they are failing to understand that these spaces belong to the consumer and their presence needs to be proportionate and justified.”

この「these spaces(※筆者註 ソーシャルメディアのこと) belong to the consumer」=「ソーシャルメディアは顧客のもの」というフレーズがこのサマリーのキモでしょう。ソーシャルメディアを多くの顧客と事業者というプレイヤーがいる場所として見た時、それは圧倒的に顧客側の縄張りであるということです。おそらくこれはソーシャルメディアがソーシャルメディアである限り、変わらない事実だと思います。

アクティブサポートか、ビッグデータか

サマリーでは、ノイズを取り除きつついかに上手く顧客の声をすくい上げるか、という話が続きます。この方向性は、2つの流れに分岐していきます。「上」と「下」です。「下」は、下流工程、いわゆる「アクティブサポート」的な流れです。ソーシャルメディア上で可視化されたユーザーの声をカスタマーサポートに直結させるやり方です。もう1つ「上」はいわゆる「ビッグデータ」の流れです。SalesForceのイベント「CloudForce2011」では「ソーシャルCRM」の呼び声盛んでしたが、他のデータと組み合わせたうえで分析材料の一つにしてしまうやり方です。

しかしアクティブサポートにしろビッグデータにしろ、「今のところ」マーケティングというよりはCRM、つまり未来の顧客を生み出すマーケティングではなく、過去の顧客のメンテナンスに近い話になります。実務に落とし込んだ時、アクティブサポートはカスタマーサポートの担当者がやるとして、ソーシャルCRM的な話ははたして営業セクションの人間がそこまで業務として受け入れるのか、少し疑問が残ります。

「ソーシャルメディアをお金にできていない」ことを発端としたこのエントリでしたが、では各種公式アカウントの運用はマネタイズに繋がらないのでしょうか。また可視化されたデータの使い道は上記以外にもあるでしょう。(残り少ないですが)今月はここら辺をもう広げてみたいと思います。

○以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov

このブログは、ITmedia オルタナティブブログ(オルタナブログ)というメディアブランドに属しています。オルタナブログには月に一度、ブロガーの1人が講師となって他のブロガーの方の前で話をする定例MTGがあります。12月9日に、そのオルタナブロガーズ定例MTGで「一人で回せる!ブログメディアのPDCA!~アクセス改善60分1本勝負!~」というタイトルでお話しをさせていただきました。

概要

ブログは色々と使い方がありますが、「なんらか伝えたいテーマを絞って、読者を像として描き、そこに届けるための使い方」、いわゆるメディアとしての使い方をしたときに、どういったPDCAの方法があるのか。グラフカタリストを例に、Plan~Actionまでを1時間でやってみようという趣旨でお話ししました。

PDCAというとそれこそ手垢が付きまくった用語ですが、Web解析はこの「C」の部分にのみ用いられるものだと思われているケースがあります。ところが実際にはPlanからActionまで、Web解析の知識や経験は幅広く活かせるものですし、むしろそれらがないといけないケースもあると思っています。ブログという身近なツールを例に、Web解析をベースにした考え方がどこでどう生かせるのかを、理論だけではなく実際の計画や運用、Google Analyticsのデータなどを見ながら肌で感じていただければ、と思ったのがこのテーマを選んだ背景です。

簡単に内容をご紹介させていただくと……。

1.目標の設定

ブログを船に例えると、目標値を決めることは航海の目的地を決めることに等しいわけです。Google Analyticsを始めとするWeb解析ツールは、地図を見ながら船の動きを修正するためのコンパス。けれどたまに地図を持たずにコンパスだけ持ってしまうケースがある。ということでまずは目的(目標値)を決めましょう。グラフカタリストは「月間3万PV」という目標値を掲げていたりするので、それをいったんのゴールに設定します。

2.コンテンツの設計
ブログ=船の例えをひきずると、地図とコンパスが手に入った後必要なのは、船を進めるための燃料(コンテンツ)です。燃料について考えるべきことは2つあります。1つは以下に多くの燃料を用意できるか。もう1つはいかに効率的に燃料を燃やせるか、です。

燃料を多く用意する、つまりブログの更新頻度をある程度確保するにはどうすればよいか、ということになります。グラフカタリストの場合、コンテンツの方向性は基本的にカテゴリによってコントロールしています。基軸となるカテゴリを設定し、エントリはそのいずれかのカテゴリにかならず属するようにしています。カテゴリの決め方は、清水誠氏による以下のマトリックス法を用いました。これによって、当初「ユーザとの関係分析」「情報発信の最適化」だけだったのが、更新頻度や話題性が確保できないと気付き、ニュース系のカテゴリも事前に加えることができました。

サイトに必要なコンテンツを“メタデータ”と“マッピング”で洗い出す 第2回 | Web担当者Forum

もう1つ、燃料をどう効率的に燃やすかは、効率的なPVの稼ぎ方にあたります。1度ブログを覗いてくれた読者に対し、以下に多くのページを読んでもらうのか。グラフカタリストでは、1つ大きめなテーマを決めて、それを複数のエントリで展開、さらにそのエントリを書く際に見つけた・考えたtipsや小ネタをそれぞれのエントリの子エントリとして先にアップし、元エントリを書く際には子エントリへのリンクと引用を仕込むというやり方をとっています。

3.ボトルネックの発見
コンテンツの設計ができたら、あとはどんどんエントリを書いて、数字をチェックしていくだけです。残念ながらグラフカタリストのPVは9月・10月・11月と順調に下がっていました……。

ということで、何がボトルネックなのか探ります。船でいうと、何が船のハンドルになるのか、見つける作業です。目標値をまずは分解してみます。今回の目標値はPVです。PVは

読者数(ユニークユーザー数)×訪問頻度(訪問回数÷ユニークユーザー数)×訪問あたりのPV(PV÷訪問回数)

に分解できます。月単位で見れば、何人読者がいて、彼らが月に何回ブログを訪れて、訪れた先で何PV持って行ってくれるのか。これらを掛け合わせると、トータルのPVになります。

グラフカタリストの場合、訪問あたりのPVは順調に伸びており、問題は読者数と訪問頻度でした。ということで、この2つの数字がブログをコントロールするためのハンドルになりそうです。

これに加えて、どんなコンテンツが効いているのか、またコンテンツを見せるのに効率の良い誘導口はどこなのかを知る必要があります。今回はブログの各エントリーをGoogle Analyticsのアドバンスセグメントを使ってカテゴリごとにまとめ、そのうちエントリ1本あたりのPVが大きく(効率が良い)かつユニークユーザー数の多いカテゴリ(パイが大きい)が何か、調べました。またブログへのリファラーを見て、流入元を流入の多さ・流入ごとの滞在時間・流入ごとのPVといった数字を指標としてバブルチャートで分類し、効率の良い流入元を確認しました。

カテゴリは、ソーシャルメディアのニュースがもっともパイが大きくかつ1エントリあたりのPVが多かったため、ここを重点的に伸ばすことにしました。トピックとしてはFaceobok関係、とくにインサイトに関するエントリが読まれていました。またリファラーについては、想定通り検索が圧倒的に多いかたちになりました。検索が大きいことは前提として、全体の中で滞在時間や流入当たりのPVがそれなりに良い数字になっているかどうかを確認する作業がメインでした。ここが他と比べて低い数字だと、検索を利用した読者の意図とズレたコンテンツに多数のアクセスが来ていることになってしまいます。グラフカタリストの場合は、Google検索からのアクセスが全体の中で最も流入数が大きくかつ滞在時間・流入あたりのPVもトップクラスだったため、特に問題ありませんでした。

検索のほかには、Facebookからのアクセスがパイとしてもそれなりに多く、かつ滞在時間がもっとも長いことが分かりました。

4.改善策の検討
コンパスを使って船がどっちの方向を向いているのか調べて、かつ何がハンドルになっているのかを知ることができました。ということで、後は舵を切ります。ユニークユーザー数と訪問頻度を上げる必要があり、これらをまとめて解決する手段としては、エントリ数のアップです。上記の分析の結果、FacebookおよびFacebookインサイト関係の記事がこのブログの強みになっていることが分かっています。まずこれを増やす手は必要です。しかしFacebookのニュース、しかもWeb解析につなげられそうな話題が毎日豊富に手に入るわけではありません。そのため、一歩視点を引いて、mixiページの公式分析ツールやGoogle+とGoogle Analyticsの統合など、今後ありそうなソーシャルメディア周りのファーストパーティ分析ツールの話をきちんとキャッチアップする環境を整えることにしました。これらは英語圏のソースをきちんと追うことでカバーする予定です。

また訪問頻度を上げるには、固定読者を増やす必要があります。Google+ページは作った後そのまんまにしていたという事情があり、ここを再起動させてG+上で固定読者を確保する、またFacebookページへの誘導はすでにほぼ出来上がっているので、ウィジェットを見たあとファンになってもらえる確率をあげるべく、ファン限定のコンテンツ等をおくようにするなどが考えられます。

これらの施策の結果は、実施後にこのブログ上でご報告させていただきます。

Web解析を行うメリット

今回は理論と実践の往復をメインに据えました。単に理論を並べても、本買って読めば済む話ですし、第一Web解析の理論「だけ」の話は実は結構眠くなります。ブログエントリならブラウザのタブを閉じれば済みますが、わざわざ大手町にご足労いただいた揚句にそれはちょっとなあと思ったのでそういう構図にしました。逆に理論ぽい話は最低限のことしか話していなため、理論的なまとめは特にありません。ので、Web解析の業務をやっていてよく感じることをまとめの代わりとさせていただきました。

何か分析をしても、原因も解決策もだいたい現場にいる人たちの勘に近い結果が出てくることが多いということです。そこまでいかなくとも、びっくりするような結果はあまり出てきません。漏れや抜けが見つかることはありますが。Web解析的な視点を持ち込むことのメリットは、定量的なデータを用いることで、施策に優先順位をつけられることかなと思っています。アイディアはたとえ他の人が思いついたようなものであっても、数ある施策案のうち、どれにまず注力すべきか検討をつけられます。優先順位を決めることは、とくに組織の中でリソースを使って物事を進める際、言うまでもなくとても重要です。それはガバナンスの話にも繋がってきます。

反省点

MTG終了後、色々とツッコミを頂きました。データの見せ方からそもそものテーマの設定まで、反省点は多々ありました。とはいえ経験豊かな社外の方々の前でえらそうにあれやこれやと話す機会はそうそうないので、貴重な経験でした。

◎当日MTGに参加された方の中で、何人かに感想のエントリを上げていただきました。ありがとうございます。

ブロガーミーティング:一人で回せる!ブログメディアのPDCA!~アクセス改善60分1本勝負!~
本当に大切な事はたいてい地味 #abtm:IT向上化計画
ブログを書くときには、数値目標よりも行動指針が重要:点をつなぐ
ブログ執筆と偉そうに言えるほどではないけど、心がけていること:「走れ!プロジェクトマネージャー!」

○以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov

Web解析ソリューションのSiteCatalyst等を開発・提供する米Adobe Systemsが、オンライン広告管理プラットフォームのEfficient Frontierを買収すると発表しました。

米Adobe Systemsは2011年11月30日、オンライン広告管理プラットフォームを開発・提供する米Efficient Frontier(エフィシェント・フロンティア)を買収すると発表した。規制当局の承認を経て2012年第1四半期に買収を完了する予定。

[速報] 米Adobe Systems、オンライン広告管理プラットフォームのEfficient Frontier買収を発表 ::SEM R

Efficient Frontierは金融工学で用いられる技術を使い、検索連動型広告の効果を最適化するソリューションを提供しています。

Efficient Frontierでは、入札キーワードをポートフォリオ運用で管理します。 ポートフォリオ運用とは、複数のキーワードの入札順位・価格を、効果が最大となる組み合わせを予測しながら運用し、費用対効果を向上させる方法です。

Efficient Frontier |インターネットマーケティングのヴィクシア|ネット広告代理店

また今年の5月にはソーシャルメディア上でのマーケティングプラットフォームを提供するContext Optionalを買収しており、Adobe Systemsが提供するWeb解析・最適化のソリューションでも、こうしたソーシャルメディア分野での更なる進展が期待できそうです。

Context Optionalは、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアにおける顧客の維持・エンゲージメントを支援するためのSocial Marketing Suiteプラットフォームを開発・提供している企業

米Efficient Frontier、ソーシャル分析の米Context Optionalを買収、Facebook分析強化へ

Web解析/広告効果測定ツールへのソーシャルメディア分析統合の流れがさらに進みそうです。

klov

以前のエントリで、ソーシャルメディアは「コンテクスト」を作るのに役に立つのだろうか、という話をしました。

ユーザーは背景を持っており、Webサイトは目的を持っている。これらを繋ぐのがサービスやコンテンツだったりするわけですが、これは自動的にマッチングされるわけではありません。ユーザーは自ら行動し、Webサイトの運営者はユーザーの背景を想定してサイトを設計する。互いに歩み寄っていくわけです。背景とユーザーとコンテンツと目的が全てピッタリ当てはまった時、ユーザーとWebサイトの運営者は双方ハッピーになれます。そしてこの4つの要素を一気通貫する言葉として、「コンテクスト」「ストーリー」といった言葉があります。
ソーシャルメディアは「コンテクスト」を作れるか

今回はこのシリーズの第2回目として、新はてなブックマークを取り上げてみます。

はてなブックマークの特徴

はてなブックマークは日本最大規模のソーシャルブックマークです。ソーシャルブックマークの特質は、ユーザーが情報をクリップするにとどまらず、クリップされた数やフォークソノミーなタグなど、ユーザーの行動によって元の情報に付与されたメタデータを最大限活用する点です。メタデータの活用方法で最もポピュラーかつ分かりやすいのが、たくさんブックマークされた記事にフォーカスをあてて、情報にニュースバリューを与えることです。これだけの人がブックマークしている、だからこの記事は注目するに値するのだろう。そういった期待をユーザーに抱かせ、サービスのページに人を呼ぶことが出来ます。

はてなブックマークの特徴は、この人気記事の集合体(ホットエントリー)に加え、ユーザーが別のユーザーのブックマークを時系列で追えるようにした(お気に入り機能)ことでした。単に全体で人気のある記事だけでなく、自分と趣味の近い人をフォローすることで、ユーザー自身の手でブックマークのストリームをパーソナライズすることができたのです。

最近流行している「キュレーション」という言葉も、はてなブックマークはお気に入り機能を実装した時点で1つの形を見ていたわけです。またいわゆる「ソーシャル」的な要素も、この時点で取り入れていました。

拡大するソーシャルグラフ

Webサイトのコンテクストという観点でみると、はてなブックマークはしかし、ソーシャル性の高いお気に入り機能よりも、より全体性の強いホットエントリーへの注目が高かったように思われます。Webサイトのビジネスモデルにもよりますが、広告収益の割合が高ければ、やはりより多くのユーザーに来てもらうことが目的になりますし、そうするとユーザーをWebサイトへ連れてくるための「コンテクスト」は、ソーシャルではなく「みんなが見ている」というスペクタクル性の高いものになります。

やがてTwitterやFacebookが普及し、ソーシャル性は、つまりWebにおけるユーザー同士の繋がりははてなの枠の外に広がっていきます。当然、この急拡大したソーシャルグラフを情報のフィルタリングに利用しようという発想が出てきます。

smashmediaの河野氏はソーシャルグラフについてこのように書いています。

興味関心でつながる人間関係を「インタレストグラフ」なんて呼んだりしますが、これは昔からネットでは可視化されてたんですよね。だからぜんぜん新しくない。ただ、このインタレストグラフがソーシャルグラフと重なるところが現代的で、これは高精度なノイズフィルタリングになるから意味があるわけです。

ソーシャルなんちゃら | smashmedia

ソーシャルグラフを現実における関係性の模写だと捉えた場合、はてなブックマークのお気に入り機能は、インタレストグラフと呼ぶことになります。河野氏はこのインタレストグラフとソーシャルグラフ、その一致するところに価値があると言っています。

n:1のコンテクスト、1:1のコンテクスト

さて本題です。新しいはてなブックマークは、TwitterやFacebookのソーシャルグラフを利用したストリームが特徴です。TwitterやFacebookでコネクトしておくと、そこで評判だった情報、つまり自分の周りで話題だった情報を手にすることができます。これは一見すると河野氏のいうインタレストグラフとソーシャルグラフの掛け合わせに近いものかも、と感じました。

しかしこの新はてなブックマークリリース後、元はてなのCTO、現GREEの伊藤直也氏が書いたエントリーでは、以下のようなことが指摘されています。

……同じお気に入りユーザの1ブックマークでも「ぼくという人間と jkondo, miyagawa, あるいは hoge さんがどういう知り合い(関係)かなのかというコンテキスト」がその価値に大きく影響を与えるということ
・そのコンテキストという今まで見えなかった価値をデータに変えるのが「誰かがソーシャルブックマークにブックマークを投稿するという行為
・これがソーシャルブックマークの本質的価値 だと思っている
・自分と他の人の関係性、つまりソーシャルグラフのコンテキストが URL に価値を与える ・・・ ここにフォーカスしないといけない
・みんながブックマークした、という視点に立ってしまうと、このコンテキストが失われる
・たとえそれが自分のソーシャルグラフをベースにした「みんなのブックマーク」だとしても、大事なのは 1:n の context ではなく 1:1 の context

http://naoya.hatenablog.com/entry/2011/11/22/234059

確かに新しいはてなブックマークのマイページは、ある情報に興味を持っているTwitter/Facebookのフォロワーは把握できますが、逆にその彼らが誰であるかによって、その情報への興味がぐっと引き出されるかというと、そうではないように思います。インタレストグラフの可視化まではいくのですが、ソーシャルグラフの活用にまでは至っていないということなのかもしれません。

フィルタリングという誤謬

TwitterやFacebookが現れる以前から、Webを情報収集に使おうと思う人にとって、もはやそれは海というよりも洪水と言うべき事態になっていました。この情報の洪水をどうにかして切り抜けようという意識は、やがて「ノイズのフィルタリング」、つまり自分にとって興味のない情報を取り除こうという発想に繋がります。これははてなに限った事ではありません。

ただ今回の新はてなブックマークマイページと伊藤氏のエントリーを見て、この発想がどうも間違いなのではないか、単なるフィルタリングの発想では、情報とユーザーを結びつける、引力のようなものは発生しないのではないかと感じました。フィルタリングのような消去法の発想ではなく、何が情報にアクセスするための引き金になるのか、何が人を情報へと引き寄せるのか、その間にあるものを見つけて、作り出す必要があるのではないか。

そう考えた時、伊藤氏のエントリの最後にある

計算機的なアプローチで今改善しなきゃいけないのは、お気に入りユーザの推薦機能

という指摘は、示唆的です。確かに私自身、Twitterを経由してはてなブックマークのお気に入りユーザーが増えたことは何度もあります。はてなではTwitterが流行り出した時、「どうするどうする?」という話になったようですが、インタレストグラフとソーシャルグラフをマッチさせる場所としてTwitter・Facebookを機能させれば、両者が食い合うことはほぼないように思われます。

ソーシャルメディアとWebサービスの関係性を考える上で、新はてなブックマークは非常に参考になる例だったように思います。

○以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov

先日、日本語版Facebookでもインサイトが新しいバージョンに変わりました。その際Facebook上に現れたインサイトのチュートリアルがわりと便利だったので、キャプチャとともにご紹介します。

チュートリアルは以下の5ステップからなります。

1.主要データ
2.概要
3.ページの投稿
4.詳細データ
5.エクスポートとヘルプ

1.主要データ

この項目では、インサイトを表示して最初に出る4つの指標について説明しています。
Insight_intro1_2

Insight_intro1_3

2つ目の画像では、「話題にしている人の数が多いほど、ページが多くの人に読まれる可能性が高まります」とあり、これはおそらくEdgeRankを意識した説明と思われます。「話題にしている人」はリーチ数と同じく、コンテンツが表示された「結果」の数字であると同時に、今後コンテンツを届けうる「ポテンシャル」の数字でもあるわけです。

2.概要

Insight_intro2_1

概要は1つしか説明がありませんでした。「魅力的なコンテンツを定期的に投稿することにより、リーチを拡大することができます」という説明からは、Facebook側としてはリーチ数を重視すべきという意図が見てとれます。

3.ページの投稿

Insight_intro3_1

Insight_intro3_2

ここでは投稿ごとの指標の説明と、「口コミ効果」についての説明があります。
「口コミ効果」はユーザーの注目を集めるコンテンツの傾向を判断するための材料とFacebook側は考えているようです。

4.詳細データ

Insight_intro4_2

Insight_intro4_3

「ページの投稿」チューリアルが終わると、その下のタブを代表して、「話題にしている人」タブの説明が始まります。ページ中央に表示される、ファンや話題にしている人のデ属性情報は、「ターゲットユーザー」して説明されています。Facebookはこれを「効果的なコンテンツの作成」に役立ててほしいと考えていることが分かります。

5.エクスポートとヘルプ

Insight_intro5

最後はデータのエクスポート方法と、ヘルプについてです。

重要なのは、リーチ数?

チュートリアルを通してみると、Facebookとしてインサイトで一番重視すべき数字はリーチ数であるように思われます。ファン数はリーチを伸ばすための間接指標であり、またコンテンツとそれに対するリアクションから、リーチの稼げるコンテンツの傾向を分析するといった使い方を想定していると考えられます。

国内外を問わずFacebookページはユーザーとのエンゲージメントという文脈で語られることが多いです。しかし今回のチュートリアルからは、まず優先すべきはリーチ数というFaceobookの姿勢が見て取れます。EdgeRankやニュースフィードの仕様を考えると、確かにエンゲージメントの強いオーディエンスが増えれば増えるほど、リーチ数は増えます。逆にリーチ数を増やそうとしたとき、単に露出を増やせば良いわけではなく、ユーザーとの良い関係性が求められます。「インプレッション」表記が一掃されたのも、こうした背景からかもしれません。

一見すると普通のチュートリアルですが、インサイトを使いこなすための視点が1つ手に入った気がします。

○以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov

Groupon

以前のエントリで、ソーシャルメディアは「コンテクスト」を作るのに役に立つのだろうか、という話をしました。

ユーザーは背景を持っており、Webサイトは目的を持っている。これらを繋ぐのがサービスやコンテンツだったりするわけですが、これは自動的にマッチングされるわけではありません。ユーザーは自ら行動し、Webサイトの運営者はユーザーの背景を想定してサイトを設計する。互いに歩み寄っていくわけです。背景とユーザーとコンテンツと目的が全てピッタリ当てはまった時、ユーザーとWebサイトの運営者は双方ハッピーになれます。そしてこの4つの要素を一気通貫する言葉として、「コンテクスト」「ストーリー」といった言葉があります。
ソーシャルメディアは「コンテクスト」を作れるか

今回はこのシリーズの第1回目として、グル―ポンを取り上げてみます。

ソーシャルに相性の良いインセンティブ作り

最近はIPOの話題が中心になっているグル―ポンですが、登場した当初の勢いは(雨後の筍の成長速度も含め)驚異的でした。Webサービスの作り方としては非常にシンプルですが、ソーシャルメディアでのバイラルを前提に作り出され、かつ成功した数少ないモデルです。まずはグル―ポンというWebサービスの持つ「背景」「ユーザー」「コンテンツ」「目的」を考えてみたいと思います。

まずはグル―ポンの「目的」ですが、エンドユーザーに与える体験という観点でみると、「格安のクーポンをユーザーに買ってもらう」といったところになります。「コンテンツ」としては格安のクーポン券の紹介ページ。グル―ポンが登場した当初は、トップページに「本日のクーポン」があるだけの非常にシンプルな作りでした。「背景」については、当初は特に何か目的や問題意識を持ったユーザーを想定していなかったと思われます。

初期グル―ポンの優れていた点は、クーポンを大量にさばくためのマーケティング活動を、ユーザー側に投げた点にあります。「クーポンは一定人数購入者が揃わないと成立しない」というシステムを取り、かつ成立までの時限を設定しました。これにより、クーポンを広めるインセンティブがユーザー側に発生します。そしてユーザーが手っ取り速く自分の欲しいクーポンの情報を他人に教える手段として、ソーシャルメディアが利用されました。Webサイトの構造から考えても、グル―ポンは自然検索を念頭に置いてはいません。Twitterのリツイートの92%は1時間以内にされるという調査結果がありますが、ソーシャルメディアの瞬間的な情報伝達力は、グル―ポンの時限性と成立条件という2つの要素に極めてマッチしていました。

グル―ポンの限界

さて、「背景」について特にグル―ポンは想定していなかったと書きましたが、何らかの目的や問題意識を「持たない」ユーザーに対して、恒常的にクーポンを買ってもらい、かつ広めてもらうのはなかなか困難です。時限性と成立条件によって、バイラルするインセンティブは設計できました。しかし肝心の購入インセンティブは、「安い」「行ってみたい」といった最大公約数的なものに限られます(今、国内のグル―ポンは成立条件を撤廃しています)。やはり何らかの背景を持たないユーザーに広範囲にリーチするには広告しかなく、購入のインセンティブを作る部分に資金(ここには「魅力的なクーポンを用意する」ことも含まれます)を使えない企業は、グル―ポン市場から撤退していきました。

瞬間的な爆発力という、ソーシャルメディアの特徴を生かしたグル―ポン。しかしその中でユーザーをセグメント化し、彼らの持つ問題意識や目的を洗い出して、恒常的なアクセスに繋げるというプロセスにまでは至っていません。それはソーシャルメディアの持つ弱点なのでしょうか。次回はこうしたユーザーごとの違いがソーシャルメディアによって可視化できることを利用したサービスを取り上げようと思います。

○以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov

10月後半、プライベートの都合でブログをお休みしていました。再開第一弾はそんな10月度のアクセス分析からです。

○概要

2011年10月
PV 4770
VIsits 3950
UB 2569
PV/UB 1.86
PV/Visits 1.21
Visits/UB 1.54

当月記事本数 6
当月記事PV 2296
当月記事1本あたりのPV 382.67
当月記事のPV割合 48.13%

2011年9月

PV    :5530
訪問回数 :4702
訪問者数 :2408

当月記事本数 :11
当月記事PV : 5530
当月記事1本あたりのPV : 502.8
当月記事のPV割合 :100%

※以下FacebookとRSS購読者数のデータを除きGoogle Analyticsによる

というわけで、記事本数が減ってしまったためPVその他の指標は下がっています。当月記事1本あたりのPVも下がってしまっているので、ここは力不足ということでしょう。

○見込み固定読者数

ブログなので、重視しているのはこの数値です。RSSリーダやFacebookのファン数になります。

2011年10月

FBファン数 255
Google Reader登録者数 26
LDR登録者数 6

2011年9月

Facebookページファン数 :131
Google Reader登録者数 :15
Livedoor Reader 登録者数 :3

それぞれ倍近くに伸びています。こちらはそれなりの増加があったようで、何よりです。
積み上げの数字なので、時間経過にそれなりに連動するとは思いますが、定期的に記事を書いていく必要はあります。

○入口分析

ブログにユーザーがアクセスする経路の分析です。先月に引き続き、ざっくり「検索」「検索以外のサイト(参照サイト)」「ノーリファラー」の3つに分けています。

2011年10月

検索流入割合 47%
参照サイト流入割合 37%
ダイレクトアクセス割合 15%

2011年9月

検索流入割合 19%
参照サイト流入割合 62%
ノーリファラー割合 18%

コンテンツが蓄積されていったため、また記事を書かなかった帰還が長かったため、検索からの割合が倍増しています。
また「参照サイト流入割合」にソーシャルメディアからの流入が占める割合ですが、

2011年10月

ソーシャルメディアからの訪問が参照サイトからの訪問に占める割合: 63%
ソーシャルメディアからの訪問が訪問全体に占める割合: 23%

2011年9月

ソーシャルメディアからの訪問が参照サイトからの訪問に占める割合: 50%
ソーシャルメディアからの訪問が訪問全体に占める割合: 31%

参照サイトからのアクセス自体が割合を減らしているので、ソーシャルからのアクセスが訪問全体に占める割合は減っています。が、参照サイトからのアクセスに占める割合は10ポイント以上増えており、依然として影響力を強めています。

○フローとストック

次にコンテンツの分析です。基本的にこのブログのコンテンツは4つのカテゴリに分けています。それぞれの記事本数と訪問回数は以下の通りです。
記事本数はこれまでの累計本数です。

・フロー型
ソーシャルメディアのニュース 7本 2689訪問
解析ツールのニュース 0本 0訪問

・ストック型
ユーザとの関係分析 3本 384訪問
情報発信の最適化 7本 941訪問

(「解析ツールのニュース」は10月エントリがなかったので今回もスルーします。)

フロー型のコンテンツは、話題性にのった瞬間的なアクセスを狙っています。検索からのアクセスは基本的に狙っていません。ストック型のコンテンツは、検索からの長期的なアクセスを視野に入れています。またあらかじめ計画的に用意しておくコンテンツでもあります。

訪問数は「ソーシャルメディアのニュース」が全体の6割以上を占めています。ちょっとここまで差が開くことは想定していなかったのですが、f8関連の記事が非常に読まれたということを考えると、ストック型コンテンツの弱さがやや目立ちます。では検索からの流入を比較するとどうでしょう。

・検索からの訪問が占める割合
ソーシャルメディアのニュース:46%
ユーザとの関係分析:23%
情報発信の最適化:62%

「情報発信の最適化」については、「ソーシャルメディアからのニュース」よりも検索からの訪問の割合が多くなっています。ストック型としてのコンテンツという性質は、一応外れていないようです。

○課題:ストック型コンテンツの強化
「f8」関連のエントリがかなり読まれたこともあり、フロー型のコンテンツへのアクセスが目立った月でした。ただこのブログの本筋としては、「ユーザとの関係分析」「情報発信の最適化」といった、ノウハウ的なコンテンツを重視していくつもりです。今月はここの強化がポイントになります。

次回は、先月やれなかった「ソーシャルメディアでいかにして「コンテクスト」を作り出すか」について考えたいと思います。取り上げるサイトは最近名前を聞かなくなってしまった「グル―ポン」です。色々と騒がれたサービスですが、ソーシャルを使ってコンテクストを作るサービスとしては非常によくできていました。

以下のFacebookページにいいね!していただくと、続きを逃さず読めます。

klov


プロフィール

伊藤 海彦

伊藤 海彦

アイティメディアでリサーチ・アクセス解析・SEOなどを担当。ソーシャルメディア×Web解析の視点から捉え直します。

詳しいプロフィール

最近のコメント
最近のトラックバック
カレンダー
2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif ストレス社会との付き合い方
政府がメンタルヘルス検査の義務化を検討しています。しかしうつになった後だけではなく、なる前の予防も大切なのではないでしょうか。(5/24)

news094.gif 「思いやり経営」のススメ
産学・NPO連携の民間団体が先頃、「思いやり経営」という観点で評価した指標や企業ランキングを発表した。企業のマネジメント力を知る手立てとして注目されそうだ。(5/24)

news094.gif テレワークが労働者のマインドを変える
テレワークが普及すると、労働者の評価は従来の「時間×生産性」から「成果」へと変化する。時間や場所を自分の裁量でコントロールできる変わりに、成果を最大化するために労働をマネジメントする能力とマインドが労働者には必要になる。(5/23)

news094.gif 求む、クックパッド男子
高身長も高学歴も高収入もいらない。私が男性に求めるのは「料理の腕」だけです。(5/18)

news094.gif 37歳の常識――我々は一生学び続ける
学び続けなければ衰退するのみだ。(5/18)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

Special

- PR -

サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ