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新Facebook インサイトの日本語版チュートリアルが便利だった

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先日、日本語版Facebookでもインサイトが新しいバージョンに変わりました。その際Facebook上に現れたインサイトのチュートリアルがわりと便利だったので、キャプチャとともにご紹介します。

チュートリアルは以下の5ステップからなります。

1.主要データ
2.概要
3.ページの投稿
4.詳細データ
5.エクスポートとヘルプ

1.主要データ

この項目では、インサイトを表示して最初に出る4つの指標について説明しています。
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2つ目の画像では、「話題にしている人の数が多いほど、ページが多くの人に読まれる可能性が高まります」とあり、これはおそらくEdgeRankを意識した説明と思われます。「話題にしている人」はリーチ数と同じく、コンテンツが表示された「結果」の数字であると同時に、今後コンテンツを届けうる「ポテンシャル」の数字でもあるわけです。

2.概要

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概要は1つしか説明がありませんでした。「魅力的なコンテンツを定期的に投稿することにより、リーチを拡大することができます」という説明からは、Facebook側としてはリーチ数を重視すべきという意図が見てとれます。

3.ページの投稿

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ここでは投稿ごとの指標の説明と、「口コミ効果」についての説明があります。
「口コミ効果」はユーザーの注目を集めるコンテンツの傾向を判断するための材料とFacebook側は考えているようです。

4.詳細データ

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「ページの投稿」チューリアルが終わると、その下のタブを代表して、「話題にしている人」タブの説明が始まります。ページ中央に表示される、ファンや話題にしている人のデ属性情報は、「ターゲットユーザー」して説明されています。Facebookはこれを「効果的なコンテンツの作成」に役立ててほしいと考えていることが分かります。

5.エクスポートとヘルプ

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最後はデータのエクスポート方法と、ヘルプについてです。

重要なのは、リーチ数?

チュートリアルを通してみると、Facebookとしてインサイトで一番重視すべき数字はリーチ数であるように思われます。ファン数はリーチを伸ばすための間接指標であり、またコンテンツとそれに対するリアクションから、リーチの稼げるコンテンツの傾向を分析するといった使い方を想定していると考えられます。

国内外を問わずFacebookページはユーザーとのエンゲージメントという文脈で語られることが多いです。しかし今回のチュートリアルからは、まず優先すべきはリーチ数というFaceobookの姿勢が見て取れます。EdgeRankやニュースフィードの仕様を考えると、確かにエンゲージメントの強いオーディエンスが増えれば増えるほど、リーチ数は増えます。逆にリーチ数を増やそうとしたとき、単に露出を増やせば良いわけではなく、ユーザーとの良い関係性が求められます。「インプレッション」表記が一掃されたのも、こうした背景からかもしれません。

一見すると普通のチュートリアルですが、インサイトを使いこなすための視点が1つ手に入った気がします。

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