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チェンジビジョンの親会社の異動について

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年末ですが、12/25 に私が副社長を務める永和システムマネジメントが、豆蔵OSHDからチェンジビジョンの株式を全株、買収しました。ずいぶん前から交渉をはじめていたのですが、時期、条件などがようやく合致し、年末の時期に実行に至りました。友好的な株式譲渡であったことも付け加えておきます。また、この親会社の異動に伴って役員を改選し、私は代表として継続、旧役員は退任、他の役員が新任となりました。

現在販売している、astah* を含む全製品、サービスは変わりなく継続しますし、海外含めてユーザが多い無償の astah* community も継続して提供していきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

UML とマインドマップを融合したシステム設計ツール「astah*」(アスター、旧JUDE) は、私をはじめとする有志が永和システムマネジメント時代に開発し販売を開始。2006年2月、豆蔵との合弁で設立したチェンジビジョンに製品を移管しました。その後、豆蔵は豆蔵OSDHとなりますが、チェンジビジョンは、その子会社として3年10ヶ月お世話になったことになります。

その間、最初6万人だった astah* のユーザが現在では37万人(Community含み、うち海外60%以上!)となり、大きな認知度を獲得しました。また、JUDE を astah* と改名、海外への本格進出の準備も整ったところでした。豆蔵との協業としては、教育やコンサルティングのパートナーとして力を貸していただきましたし、さらに、内部統制の業務フロー記述ツールとして開発した JUDE/Biz が反響を得、これまでにない販路に販売を拡大、会計と内部統制に強みを持つ豆蔵との大きなシナジーを作ることが出来ました!チェンジビジョンを共同で設立して、成長させる過程で、一緒に喜びと苦しみをともにして頂いた豆蔵および豆蔵OSHDの皆様には大変お世話になりました、ありがとうました。一方で、MASAMUNE として豆蔵から持ち込み開発を継続した TRICHORD の販売が伸び悩み、たいへん苦戦しました。開発のみなさんには特に苦労をかけましたが、2009年3月末期には一部資産を減損処理しています。私の力足らずだった部分です。TRICHORDは「かんばん」を模したToDo管理ができるプロジェクト情報共有ツールです。次期版として、IBM の Jazz 上で動作するバージョンを開発していましたが、製品としてリリースできなかったことが残念です。しかし、Eclipse RCP 上で動作するバージョンは、現在も特定の開発環境ではとても使いやすく、人気があります。開発を縮小しながら、今後もサポートを継続していきます。

チェンジビジョン全体の業績ですが、astah* 自身は、現在難しい景気状況の中で販売は昨年比である程度減っていますが、組込み向けや、astah* をベースにした製品のカスタマイズ販売が好調です。さらに、先の減損処理で資産圧縮の結果、原価が改善されたことも加わって、今期9月末の半期では黒字となり、今期末(2010/3)も黒字の見通しになっていますので、ご安心ください。

さて、今後ですが、永和システムマネジメントとのシナジー強化と、海外への本格マーケティングの開始時期を検討しています。国内では、セミナーなどの啓蒙活動、UML/モデリングの教育のパートナーとの連携をもっと強化して行きたい。永和システムマネジメントのみならず、豆蔵とも、今後も一緒に教育やコンサルティングでの協業をやっていきます。

さて、最後に「ニュース/ブログでたどるチェンジビジョン」ということで、 3年10ヶ月のタイムラインをまとめてみました。私としては、一息ついたものの、来期の次の夢を、形として再度事業計画に落とすことがお正月の宿題になりました。みなさんも、よいお年をお迎えください。

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