アジャイルに行こう!

astah* SysML 1.2 をリリースしました。

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Astah_sysml 本日、チェンジビジョンから astah* SysML 1.2 をリリースしました。SysMLはモデルベースのシステムズエンジニアリング(MBSE: Model-Based Systems Engineering)をサポートする国際標準規格であり、その唯一の国産ツールがastah* SysMLです。

今回のリリースについて、プロダクトオーナー(製品の責任者)である周さんに、インタビューしました(社内インタビューですが。。。)。

  • 1.2のリリース!

平鍋: 周さん、よろしくお願いします。今日は、SysML1.2のリリース日でしたね!
周: よろしくお願いします。はい、ようやく出すことができてホッとしているのと同時に、もっともっと多くの方に使ってもらえるといいな、と期待しています。

平鍋: さっそくですが、製品を作っていく上で、大切にしていることを教えてください。
周: 世界にはさまざまなSysMLツールがありますが、特に「さくさくと直感的に使える操作性」を重視しています。実は、前バージョン1.1を出してから多くの方に使っていただき、たくさんのフィードバックを頂きました(本当にたくさんです!)。ユーザの声を中心にエンハンスしていきたい、という思いを大切にしています。

  • がんばった点、苦労した点は、、、

平鍋:今回は、1.1から1.2へのバージョンアップになります。どんな点に苦労して開発しましたか?
周:一番苦労したのは、短い期間で、どの機能を新バージョンに盛り込むか、ということに悩みました。

平鍋:どんな方針で採用する機能を決めたのですか?
周:1.1では機能がまだ不足していたのですが、とにかくユーザーさんからの要望が多く、どれを採用するかを決めるのに苦労しました。機能を豊富にしたい、という思いがありますが、今回は「今は1人で使っているが、今後チームで効率的に使いたい」という要望を重視しました。大きな改善としては、コピー&ペーストを導入し、複数のastah* SysML間でモデルをコピーできるようにしました。また、ポートの整列やフローの方向設定など、細かいことですが、大きなモデルになると困る点を改善しました。

  • ユーザーからのフィードバックが重要

Astah_nestedparts1平鍋: astah* SysMLは、どんなユーザーさんがいるのですか?
周: 現在のユーザさんには、海外だと軍事関係、教育関係、日本では自動車、ロボティクス関係が多いです。要望を直接聞くために、実際にユーザさんを訪問することもあります。また、SysML開発の最初から相談に乗ってもらっている産総研さんからも多数のアドバイスを頂いてます。例えば、今回の「コピー&ペースト」は、訪問した1ユーザさんから、もう1つの大きな機能追加である「パートのネスト表現」(図)は、 産総研さんのGeoff Biggsさんから頂いた要望です(Geoff さん、いつもありがとうございます!)。

平鍋: 利用しているユーザーのレベルはどのあたりでしょうか?
周: 現在はSysMLの勉強中、というユーザーさんも多数います。日本では今年からMBSEやSysMLの利用が大きく広がってくる可能性を感じます。このことからも、ツールとしてとにかく初めて使う人に優しくありたい。操作につまづかないように、直感的な操作性(マニュアルなしで使える)を大切にしているのです。また、「マルチプラットフォーム」も重要な特徴で、最近Macを使っている開発者も増えているので、Mac、Linux、Windowsでも動いてファイルを交換できるようになっています。

  • とにかく使ってみて、SysMLを体験してください

平鍋: 最後に、astah* SysMLの将来について、どんな構想をもっていますか?
周: 大きく言えば、メカ、エレキ、ソフト、ハードの技術者がコミュニケーションできる基本となる共通モデル作りと、その活用をサポートしていきたい、ということです。米国に実際に行ってOMGの会議にも参加しながら、今後も標準に準拠してきます。その基本方針なのですが、ぼくたちの思いは、繰り返しになりますが、ユーザーさんと供に成長するツールでありたい、ということです。ですから、初めてSysMLに触る方にやさしいツールでありたいと思います。ぜひ、ダウンロードして使っていただき、フィードバックをください。ツイッターでもフェイスブックでも、コミュニティサイトでもかまいません。

平鍋: ありがとうございました。
周: ぜひ、以下から無償評価をお試しください。

Kenjiyi1

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