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オープンデータ社会(58)政府統計のポータルサイト「e-Stat」のオープンデータの高度化

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総務省統計局は2013年5月28日、人口や事業所・企業、消費など政府統計の総合ポータルサイト「e-Stat」が、独立行政法人統計センターと連携し、API機能の実装などのオープンデータの高度化に対応したことを発表しました(リリース記事)。

政府統計の総合窓口(e-Stat) http://www.e-stat.go.jp

政府の統計データは、平成18年3月 各府省CIO連絡会議の「統計調査等業務の業務・システム最適化計画」において、統計結果はe-Statにスプレッドシート形式などデータとして利用可能な形式で原則公開することが決められており、統計局所管統計の結果は、全て公開済みとなっています。

今回の発表では、総務省統計局は、独立行政法人統計センターとの連携により、大量・多様な統計データの提供方法を次世代化し、データの高度利用を可能とするために、以下の3つの取組みを実施するとしています。

 (1)API機能による統計データの高度利用環境の構築
 (2)統計GIS機能の強化
 (3)オンデマンドによる統計作成機能・方策の研究

政府統計データのAPI機能の導入を6月上旬から試行運用開始を予定しており、さらに、機械判読可能な形式に変更することで、利用者の情報システムに「e-Stat」のデータを自動的に反映することができるようになります。

たとえば、政府統計データを、ユーザー保有やインターネット上の電子地図データや分析ツールなどとマッシュアップさせることで、時系列や地理空間情報などによる高度な統計データ分析ができるようになる予定です。


http://www.soumu.go.jp/main_content/000227564.pdf

統計GIS機能強化については、ユーザー保有データの取り込み分析や任意に指定したエリアにおけるデータが利用可能になる機能を開発しており、本年秋を目途に試行運用を開始する予定となっています。


http://www.soumu.go.jp/main_content/000227564.pdf

さらに、公的機関や学術研究などの利用者が調査項目を選択するだけで統計結果を自動的に出力するといったオンデマンドによる統計作成機能を実装した統計提供サービスの研究も進めています。

 

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