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Twitter の勢い続く――英国王室と青森県庁も公式アカウント設置

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5月にはビジター数の増加が止まったかのように見られた Twitter でしたが、最近の調査により、6月に入って再びビジター数を伸ばしているという報道が流れています。その勢いを象徴するかのように、意外な分野からの参入が続いている様子。例えばイギリスでは、ついにこんな組織までがつぶやき始めました:

The royal family's Twitter feed: One is confused (CNET)

英国王室が公式アカウント"BritishMonarchy"を設置したことについて。残念ながら女王陛下が「バッキンガム宮殿なう」とつぶやくわけではなく(まぁ当然ですね)、王室関連ニュースをRSS代わりに配信するといった感じのようです。一方の日本では、というと:

Twitter(ツイッター)はじめました (青森県庁ホームページ)

これは多くの方々にとって予想外だったのではないでしょうか。青森県庁が公式アカウント"AomoriPref"とのこと。こちらはまだ始まったばかりで、3件しかコメントがないのですが、「主に青森県庁ホームページの更新情報をつぶやきます」とのこと。うーん、できれば県知事さんの個人的つぶやきなんかも聞きたいところですが、しかし県庁が始めたというだけで画期的な話でしょう。

ということで、どちらも現時点ではニュース配信程度の使い方しか考えていないようですが、こうした組織が参加することで「へー、Twitter ってサービスがあるんだ」と気がつく人々が増えることでしょう。それがさらに Twitter の利用者を増やし、また新たな「意外な人/組織」の参加を生む、という好循環が発生することが考えられます。とりあえず始めてみました――そんな始め方でも、まずは歓迎すべきではないでしょうか。

その一方で、昨夜は毎日新聞の公式 Twitter アカウントが「単なるRSSの配信」以上の使われ方をしていました。昨日7月12日と言えば、東京都議会議員選挙の投開票日。開票速報を新聞各社が公式サイト上で流していましたが、毎日新聞では、速報を Twitter 上でも配信していました:

mainichijpedit

これは個人的にも「こういう情報配信をしないかなぁ」と希望していた使い方でした。Twitter の魅力の1つは、何と言ってもその速報性。それを理解したような情報配信が行われたのを見て、マスメディアのような古い体質を持つ組織であっても、経験値を積む中で Twitter の最適な使い方を学んでいくのではないかと期待を抱いた次第です。

もちろん Twitter は速報を流すだけのメディアではありません。それぞれの組織が直面している状況に応じて、様々な使い方が考え出せるでしょう。話題先行で開設されたアカウントだとしても、次第に現実的な価値を生むツールへと進化させていくことが可能なのではないでしょうか。

【参考記事】

微妙に違う?朝日と毎日の Twitter 感

【○年前の今日の記事】

ビデオゲームが経営者を育てる (2008年7月13日)
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