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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

買いたい人が多いから売り物を出してあげよう!

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 売られすぎの反動から連日の大幅高となりました。米国市場が大幅高となったことや海外で日本株の売られすぎが大きく取り沙汰されていることもあり、過剰反応の反動という水準までは買われるということで大幅高となったものと思います。大震災の新たな被害はなく、原子力発電所事故の悪化が見られないことが好感された面もあると思います。ただ、まだ復興の兆し、方向感も見られず、原子力発電所事故の解決が見られたと言うことでもなく、大幅高ではあるのですが、上値も重くなっているものと思います。

 外国人の大量買い越しが伝えられたことも本日の大幅高の要因となったものと思いますが、この状況で積極的に買い上がるというのもかなりリスクが高いのではないかと思います。日経平均の9,500円~600円水準が一つの節目となっており、とりあえずはこの水準までは買えるということなのだと思います。米投資週刊誌で「買い推奨」と取り上げられた12銘柄にしても特に何に注目していると言うよりも「日本復活」のなかで中心的役割を果たす可能性が高いということで取り上げられたのだと思います。

 原子力発電所事故がこれ以上悪化せず、放射能も順調に除去できるようであればいよいよ次は「復興」に向けての取り組みとなって来るのでしょうが、原子力発電はもうこりごり、停電はもう嫌だ、と言うことで、太陽光発電や電池などに関連した銘柄、狭いハインでの「スマートグリッド」=「スマートシティ」や「スマートハウス」などが取り沙汰されてくるのではないかと思います。海外では原子力発電所と言うものはまだ需要も多いのかもしれませんが少なくとも、国内では自然エネルギーの分野が注目されるのでしょう。

 原子力発電関連銘柄も売られすぎの反動もあって買われていましたが、オペレーションの問題など今後は原子力発電所の危機管理体制の見直しはあると思われ、太陽光発電所と大規模蓄電池などの組み合わせなどが注目されるのだと思います。また、今回は東京湾岸部を中心に「液状化」が新たな問題となる可能性もあり、埋立地をめぐる土地の売買や流動化、土壌改良などが進む可能性もありそうです。いずれにしてもこれまでの大きな流れの一つ、二つに変化が見られると思います。

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