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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

昼休みが無くなる!?

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 米国株が大幅高、為替も落ち着いていたこともあり買い先行となりました。昨日の相場でも底堅さが見られたことや円高気味となったことから、上値も重くなりましたが、値持ちの良さを見て買い直すような場面もあり、堅調な地合いが続きました。米国市場が休場となることから積極的に買い上がるような動きは見られませんでしたが、少なくとも売り急ぐような動きは見られませんでした。

 新興市場も含めて相場付きに変化も見られますが、相変わらず目先筋の売り買いが中心、ヘッジファンドなどの持高調整の売り買いなど目先の需給に振らされる展開となっています。投資家の裾野が広がってこないことも一つの要因ではないかと思います。東京証券取引所の立会い時間も昼休みをなくすかどうかという話が、昼休みの短縮ということで決まりました。東証の目論見では売買代金は6%増えるということなのですが、ちょっと疑わしい感じです。

 そもそも、後場の始まりが12時30分からになったときも、売買高が増えないから、ということだったと記憶しています。今回も昼休みを撤廃するのかどうかということから議論が始まったのですが、売買高を増やすために昼休みをなくす、という目的であったのか、単に欧米などと合わせるためだけに昼休みをなくす話になったのか、目的がはっきりとしないような気がします。インターネット証券などでは昼の間に取引をしたい人が多いからということのようですが、それならば、今回の延長は意味をなさないことになります。

 香港市場が始まるところで売買が出来るので、売買高が増えるということのようですが、本当にそれほど香港市場を見ながら売買をしている人は多いのでしょうか。そもそも、売買高を増やすという目的であれば単に立会い時間を増やせば良いというものではなく、もっと一般の投資家が参加しやすいような市場にする必要があるのでしょうし、目先の高速回転売買などに依存することなく、投資家の裾野を広げることが必要となるのでしょう。いずれにしても、昼休み時間の短縮で大きな変化が起こることはないと思います。

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