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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

子供手当ては景気浮揚や少子化対策にはならない・・・。

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 先週末の米国市場はまちまち、為替も円高気味ではあるものの、円高に一気に振れるということもなく、方向感のない展開となりました。寄り付きから指数には大きな動きはなく、こじっかりとなった水準で方向感のない展開でした。為替は対米ドルでは円高一服となった感はあるものの、米国でも銀行株が大きく売られたように、信用収縮懸念もあって、ユーロなどが売られ、相場全体の足を引っ張るような格好でした。

 一難去ってまた一難、という感じで、対米ドルで円高一服となったかに思われたのですが対ユーロなどに対して円高が進み、株式市場も買い気の乏しい展開となりました。買戻しと見られる買いは入っているようなのですが、物色対象を絞り切れず、好調な決算などが観測されても疑心暗鬼で買い切れない感じです。為替に対しても、金融対策、経済対策にしても政府・日銀サイドからの声は聞かれず、政策の方向性が相変わらず見られないことも、資金を安全な方向に向かわせているようです。

 いくら金融緩和を打ち出しても、その緩和されたことによって市場に供給された資金がリスクの高い資産に向かうとか、改めて新しい方向に向かうような展開にならないと、資金の回転はなく、株式市場、為替市場、商品市場も滞り、いっこうにデフレ脱却とはいかないと思います。「子供手当て」の増額なども取り沙汰されているようですが、子供手当てがどのくらい経済に影響があったのかは検証できているのでしょうか?

 子供手当てが少子化対策に有効であったのか、景気回復に有効であったのか、検証することは必要ではないかと思います。個人的な感想では子供手当ては生活費にすらならず、貯蓄に回っているものが多いのではないかと思います。子供手当てがあるから、外食をするとか、デパートで子供用品を買うなどということはほとんど聞かれないのではないかと思います。もっと、もっと、お金を使わせるような政策がデフレ脱却、少子化対策、雇用対策の早道ではないかと思います。

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