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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

悲観的になっても・・・・。

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 米国や中国の景気回復、景気拡大鈍化懸念から大幅下落となりました。米国で景況感の悪化から金利が低下したことで、ドルが売られ、円高になったことっが嫌気されたものと思われます。ただ、米国企業は好調な決算を発表しており、多分に過剰反応とんっているような気がします。金融規制強化法案が可決されたことで、信用収縮に動きも出ているのかもしれません。それでも日本でも決算発表が始まるところであり、決算動向を見極めたいという動きもあり、売り急ぐ動きもないのですが、買い手控えられて指数の下げがきつくなっているものと思います。

 米国市場が底堅く、半導体関連銘柄などが好調な決算や見通しを示していても日本市場では先行きに対する懸念が根強いようです。米国企業はドル安となるとますます業績は好転して行く可能性も高く、米国企業の業績が良くなれば米国金利も上昇、為替もまだ円安になって来るのではないかと思います。また、為替の影響そのものも、中国で作ってインドで売る、インドで作って欧州で売る、というようなパターンであれば、思ったほどの影響ではないということでしょう。

 米国経済も悲観的に見すぎているという感じもしますが、中国の経済でも、順調に伸びているというようには解釈できないのでしょうか?「先行きへの不透明感」ということもよく言われますが、「先行き」などというのは常に「不透明」であり、何もここで売り急ぐこともないような気もします。企業業績がどんどん悪化している状況であれば、業績面や金利との裁定で買える水準まで売られることもあるのでしょうが、目先的な円高で業績が悪化することが確実視されているわけでもないなかで、売り急ぐ必要はないと思います。

 楽観的な見方をしていると相場が下がると痛手をこうむるので悲観的な見方をする。これまで楽観的な見方をして痛い目にあったので、悲観的な見方をする。ということなのではないかと思うほど悲観的な見方が蔓延しているようです。冷静に足元の業績と株価水準を考えるとここで売り急がなければならない銘柄は少ないのではないかと思いますが、株式そのものに対する不信感が根強いということなのかもしれません。

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