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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

冴えない相場が続いていますが、

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株式市場は冴えない展開が続いています。4月に高値をつけてからいいとこなしとなっています。景気が上向いてもさほど上がらず、下向きまで行かなくても株価はしっかりと下をむいてしまうという状況です。そもそも株式市場への参加者が少なく、新しい資金がどんどん株式市場に入っているという状況ではありません。

悲しいことにいつも同じような参加者が同じようなことをしているだけなので、ほとんど代わり映えのしない相場となっているのでしょう。それではどうしたら、株式市場が活況となって来るのでしょう。

一つ考えられるのは、株式を相続や贈与に有利に働かせるのです。つまり、例えば株式で相続する場合には相続決定の日の3カ月間の平均値の半分で評価する、とかすれば、誰もが株式で相続をするようになり、株を買って持っていると有利に働くのです。売り物が出てこないということですし、もし株価が下がってもその分相続税が安くなるのですから、損をした気にはなりません。株価が上がれば相続税の税収自体も増え、相続税を払う方も払い安いと思います。

しかも市場に流通する株が少なくなるとその分、割り高となるところまで買われるということですから、こんないいことはないと思うのですが・・・。

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