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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

大騒ぎ

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先週末の米国株式市場は大幅下落となり、日本市場も大きな下落となりましたが、「ハンガリーの財政問題」が取りざたされているようです。ただ、ハンガリーは既にIMF(国際通貨基金)の管理下におかれており、財政赤字の規模もギリシャほどではありません。しかもハンガリーフォリントはユーロと連動性が高いとは言え、独立した通貨であり、ギリシャとは全く違う次元の話と見てもいいのではないかと思います。

それでも、「何か悪い話はないか」と聞き耳をたてているような市場の状況では、誰が転んでも、ジャンプしても悪い事として大きく取りざたする傾向にあるようです。マスコミも横並びで、報道するので、独自の見解を持っての報道も見られず、誰もが本当と思って、大騒ぎしてしまうのです。

ギリシャ問題にしてもハンガリーの問題にしても、要は銀行に行けば適正な金利でいつでもお金が借りられるのかどうか、銀行間でお金が順調に流れているのかどうかが問題であり、ギリシャの債務などが大きな問題ということでもないのではないかと思います。

何事も物事の本質を見極めずに聞きかじりや受け売りでの報道が多く、多くの人が間違った方に動かされているのではないかと思います。

 

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