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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

政治の影響のない株式市場

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企業の設備投資などの方向性、収益動向などは本来であれば、国の政策などと密接に関係してくるはずなのですが、「誰がやっても同じ」というような政治であれば、首相がどうなろうと株式市場には関係ないということなのでしょう。

政治に失望したわけでもないのでしょうが、国の政策が見えず、方向性が見えないことで株式市場も反応し切れないということなのでしょう。株価が大きく動けばそれはそれで反応するのかもしれませんが、株価が動かない→関係ないと思われる→様子見気分で動かない→株価が動かないから政治は株式市場には関係ないと思う・・・・・ということが繰りかえされているのでしょう。

個人的には今の政権に期待も失望もしていませんが、少なくとも株式市場にとって、経済音痴の指導者が政策を自分の保身や票のためだけに行っているのでしたら、衆愚の政治となり、株式市場も立ち行かなくなってしまうのではないかと思います。

来週から、新しい顔ぶれに期待したいと思いますが「なぜ1番でないといけないのですか?」などとピントはずれの「仕分け」をしている人達にはあまり期待は出来そうにありません。由々しきことです・・・・・・。

 

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