メタバースに関するビジネスモデル
メタバースでのビジネスには大きく以下の種類が考えられます
1)メタバースを作る
これにはさらにいくつかの種類があります。
まずメタバースそのものを作り出すタイプ。
フォートナイトのエピックゲームズや集まれどうぶつの森の任天堂、REALITYのグリーなどが該当します。
メタバースの一部を作り出すタイプもあります。例えばアバターをデザインするなどです。
自動車業界で言うと完成車を作るビジネスと部品を作るビジネスなどに該当するでしょう。
2)メタバース内で活動する
これもいくつかの種類があります。
既存のメタバース内サービスを使った活動。
米津玄師さんやトラヴィス・スコットさんがフォートナイト内でライブしたのはこのタイプで、エピックゲームズがパーティーロイヤルという機能をフォートナイト内に用意していてそれを使用したものです。
NFTの売買もあてはまります。
メタバース内にメタバース運営会社以外が機能を追加して活動するタイプも考えられます。
こちらは現在はまだあまり例がありませんが、今後上記のメタバース内にネットショップを開設するなどの動きが出てくれば該当します。
自動車業界でいうとバスやタクシーのビジネスとカスタムカービジネスなどに該当します。
3)メタバースの情報を提供する
これも複数の種類があります。
メタバースに関する技術情報などを提供するタイプ。
それとメタバースに関するニュースや売買情報などを提供するタイプ。
自動車業界でいうと前者はエンジンやシャーシの技術情報誌ビジネス、後者は新車情報や中古車などの自動車雑誌ビジネスに該当します。
もちろん単純にビジネスが切り分けられるわけではなく複合型の種類も考えられます。
メタバースを作りながら活動する、メタバースの情報を提供しながら作るなどのビジネスもありえます。
自動車でいえば修理工場とガソリンスタンドを兼務するようなタイプも出てくるでしょう。