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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

第三者に競合の否定的な比較サイトを作らせて、自社に誘導する手法ってなんなん。

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長年、Webマーケを担当していると色々なことが見えてきます。

比較サイトは検索順位が上がりやすく、集客力が高いです。

そういうこともあり、それ自体を広告ビジネスで実施している会社もあります。

それはある意味、GoogleのSEOの仕組み上で実施しているビジネスと言えるでしょう。

そのビジネスには特に問題を感じないのですが、問題と思うのは以下のようなサイトです。

・実名の企業名を分析して、スポンサー企業以外を否定的なコメントで書き、スポンサー企業を優遇し、人材登録を促す仕組み

・いわゆる口コミと比較サイトを合わせたようなサイト

自社の宣伝サイトを作るのであれば、勝手にやればいいと思うのですが、掲載された企業の許可なく、実名で評価して、特定の企業に湯湯どうするサイトはかなり問題があると思っています。

えてしてそういうサイトは個人で運営していて、お問い合わせの窓口もないため、言われっぱなしになります。

面白おかしく書いて、Tweetでばずらせて、検索順位も上げる手法は、訴訟でしかやり込めることはできない状態です。

企業として訴訟を起こすのは結構面倒なので、個別にGoogleに訴えて、検索エンジンから外してもらうようにできれば一番なんでしょうけどね。

それにしてもモラルが低いね。仕掛ける方も受けて作る方もね。

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