「2020年8月のウイルスレビュー」が公開されました。
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「2020年8月のウイルスレビュー」が支援先のDrWebPacificで公開されました。
Dr.Webの統計によると、2020年8月に検出された脅威の合計数は前月と比較して67.16%と顕著に減少し、ユニークな脅威の数も9.85%減少しています。検出された脅威の多くを引き続きアドウェアやマルウェアインストーラが占めていました。メールトラフィック内で最も多く検出された脅威は Microsoft Office の脆弱性を悪用するマルウェアとなっており、メールの添付ファイルとして拡散されてユーザーをフィッシングサイトへリダイレクトする悪意のあるHTMLドキュメントも引き続き多く検出されています。
8月には、Doctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられるデータ復号化のリクエスト数も前月と比べて2.5%減少しています。最もアクティブな暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.26996 で、リクエスト全体の4分の1以上を占めていました。
(興味がある方はレポート本文をご覧ください)
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