コロナにより未来にタイプスリップした企業。目指すべき採用スタイルとは
新型コロナウイルスにより、DXは今後の10年、20年かけて浸透していくことがこの半年で達成できたというニュースが流れてきた。
奇しくもあるべき効率的な経営・業務スタイルが、新型コロナウイルスによって行動制限が起こり、高効率な企業経営を強いられた様相だ。
もちろん、IT化や高効率な経営スタイルを実践しなくても生きていける会社がいるかもしれない。しかし、より効率的な経営をした方が成果が出るのは当然である。
このような時代に企業が必要な人材は優秀な人材である。多くの企業が新型コロナウイルスの影響で、大人数で作業をする必要に疑問を持ち、不要な業務が浮き彫りになったた。それにより本当に優秀な人材がいれば、会社が回ることに気が付いたはずだ。
もともと、社員は解雇しにくいし、減俸もしにくく、社会保険料などもかかるので、実は経営者にとって投資対効果が微妙でリスクも大きいのだ。優秀でない人材を社員で雇用するより、外注した方が安価であり、リスクも少ないのだ。
あった方が良くても必須ではない業務は外注した方が良いと気が付いた経営者が多いはずだ。
そこで、発生するのは採用格差である。もともと採用格差は存在していて、優秀な人材にオファーが集中し、そうでない人にはそれなりの結果が待っている。今回の新型コロナウイルスにより、雇用自体がリスクに感じた経営者が多いため、今後は、その差がもっと大きくなるということだ。
一方で優秀な人材は引く手数多なので、選びたい放題になるはずだ。この状況において企業が優秀な人材を確保するには何をするべきかを考えた。
優秀な人材はもともと地力があるため、能力的には心配を感じていないはずだ。給与については、収入は後からついてくることが多いため、ある程度高額であればOKなはずで、最も重視するのは何を経験できるかだと思う。
濃厚でレベルの高い経験が積める機会と環境があるかどうかがとても重要になるはずだ。
例えば、従業員が50人しかいないのに、年商5000億円の会社があったとする。この会社の50名はそれぞれの分野のリーダー的存在であり、それぞれがこの5000億円の捻出に一翼を担っている状況になるはずだ。従業員5000人で年商5000億円の会社では、中心的な経験を積める可能性は高くない。結果的に優秀な人材は従業員が50人しかいないのに、年商5000億円がある濃密な経験を積める会社を選ぶはずだ。
濃密な経験が積める魅力ある会社に優秀な人材は集中し、そうでない企業は優秀な人材を確保するのに苦戦する。昔からあることだが、その状況も加速化する。
濃密な経験が積める魅力ある会社になるためには、経営者が会社経営を工夫して何がいるのか何がいらないのかをこの機会に選別したうえで、高収益企業を作るためのビジネス戦略を立て直す必要があるのだ。
言葉でいうのは簡単だがなかなか大変なことである。
社内で議論を重ねても結論が出ないことも多いと思う。
そういう時は社外のコンサルを使うとよいと思う。
同じ環境のメンバーで議論をしつつ、違うセンスの外部の意見者のほうが斬新な意見が出やすいからだ。
それでは今日はこの辺で。
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