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【市場データ】CMSシェア・ランキング(上位87CMS)伸び続けるWordPress。MovableTypeなど有償CMSのシェアは0.1%以下に

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W3techsでは、ほぼ毎月CMSのシェアや分析結果を公開しています。

以下の表は2017年4月4日時点のものです。

ソースは以下です。

https://w3techs.com/technologies/overview/content_management/all

キャプチャしたものを公開しますが、実際のWebページのCMS名をクリックすると最近のシェア増減も見えます。

簡単に説明すると、以下が言えます。

1.WordPressの一人勝ち
2.伸びているのはWordPress、Joomla、Drupalの3つのOSS CMSのみで、MovableTypeのような数年前トップシェアだった有償CMSはほぼシェアが0.1%以下に陥っています。(これはOSS CMSの性能、品質、機能の面、対応できる技術者の数など、全ての面で圧倒した結果、有償CMSのシェアがほぼなくなってしまった状態です) この市場データは世界シェアですが、国内シェアですと、WordPressのシェアがさらに伸び、Drupalが2位、Joomlaが3位になります。
3.PHPスクラッチによるサイトが全Webの半分を占めるも、WordPressの大規模サイトへの適用範囲の拡大により、WordPressがさらに伸び、PHPスクラッチのシェアが落ちています。、

主要CMSのこの1年のシェアの推移位は下段の表をご覧ください。

◆主要CMSシェアトップ87のシェア

名称未設定-3.pngのサムネイル画像

◆主要CMSのおの1年間のシェア推移

名称未設定-4.gif

※引用元:https://w3techs.com/technologies/history_overview/content_management/all

この表を見ると、市場に存在しているのはPHPスクラッチとWordPressに見えてしまいますね。この1年でPHPスクラッチはシェアを2.8%落としWordPressが1.5%伸ばしました。 ちなみに、CMSのトップ層は全てPHPベースなので、PHPベースのWebサイトのシェアだと、82.6%になり、今も増え続けています。PHPのシェア増加の背景は、OSS-CMSの対等と、PHP7、HHVM、KUSANAGIなどの高速化による大規模サイトのシェア増加に起因しています。

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