オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

データセンター設計の第一人者である杉田正氏によるコラム「特別高圧受電と高圧受電」

»

こんばんは。吉政創成の吉政でございます。

私が支援する鈴与シンワートでSugipoohこと杉田氏によるコラム「特別高圧受電と高圧受電」が公開されました。

今回は「特別高圧受電と高圧受電」についてわかりやすく整理いただきました。

###
 データセンターの案内を観ていると「特別高圧受電」「2系統受電」「無停電電源装置」「発電機」などが特長として案内されています。
これらはサーバーに供給する電源AC100VやAC200Vが”停電しない”ための設備のことです。

 データセンターから光ケーブルなどの回線で提供されるサービスは、停止すると業務に不都合な場合が多くあります。
一般の事業所ビルでは6,600V「高圧受電」であるため停電は1年に数回発生する可能性があります。
サーバーが年に1回も停電で停止するのは不都合なことです。
電力会社と「高圧受電」で契約している事業所は一般的で、送電線への落雷や強風で平井物が当たり送電を停止した場合、供給経路の切り替え、復旧送電を順次行うので、数十秒から数分の停電は良く発生します。

「特別高圧受電」は、消費電力1,000KWh以上の大電力を利用する事業所に”特別高圧受電所”を設置して変電所から22,000Vで受電します。
大電力事業者でないと供給してくれませんし、”特別高圧受電所”の設備にも数億円掛かりますが、この大電力受電事業所(データセンター)への電力会社電力供給サービスレベルも違い、落雷などで停電することもなく、1/5秒12サイクル停電しても、停電理由を電力会社は大電力受電事業所に報告してきます。

(この続きは以下をご覧ください)
http://www.shinwart.co.jp/tech-column/column01/005/

Comment(0)