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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

お世話になった方の訃報

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10年ぶりに面会し、私に大きなチャンスをくれた方が永眠されていました。

久しぶりにお会いした方は顔が随分変わっていたと思ったら、抗がん剤の副作用だったそうです。

その方は、10年前に一緒に仕事をした方で、10年後にあるプロジェクトの苦境の場面で私のことを思い出していただき、私を推薦いただきました。その後、契約を頂き、その契約も3年目に突入しようとしています。今では当時とは違う契約形態に発展し、その契約の成果を見たほかの会社からの契約につながり、とても大きな仕事に発展しています。

ありがとうございます。とても感謝しています。

この文章を見てもそのお客様も何のことかもわからないと思います。
それくらい隠れたストーリーだったのです。

私のことを強く推薦していただき、契約が決まると「あとは、宜しくお願いいたします。」と言って、それ以来姿を見なくなりました。あれから2年近くたちますが、ちょうど癌がわかり抗がん剤投与を始めてしばらくたったころだったようです。

病気と闘いながら仕事を続けるのって大変なことだと思います。
冷静に仕事をされていたその方は精神的にもタフな方なのだと思います。

私はその方の意思を少しでも継ぎ、より教育環境を作りたいと思います。

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