中小企業のクラウド採用傾向 ~注目は業務クラウドへ~
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おはようございます。吉政創成の吉政でございます。
BCNの7月16日号P19に掲載されているノークリサーチのデータによると年商5億円以上50億円未満の企業のクラウドの普及率は14.6%(2011年11月)にとどまっているようです。5億円未満になると8.0%ほどだそうです。 ※詳細はBCNの紙面をご覧ください。
中小企業はITシステムのメンテナンスの負荷を考えるとクラウドのほうがあっているように思えますし、傾向として「やりたことがシステムでできればよい」という考え方が強いので、クラウドは中小企業向きといえるように思えますが、実際はそこまで普及できていないようです。
この状況についてノークリサーチは「クラウドのコスト削減効果についての過度な期待感が逆に普及を妨げている」と述べています。
ある意味で、丁度、普及のハイプカーブにおける谷間の位置にいるのかもしれませんね。
ただ、規模が大きくなればなるほど、そのコスト削減効果や、業務の効率化の効果がでるようで、中堅企業以上では確実に普及しているように思えます。
ノークリサーチ曰く「今後はITベンダーが業務に直結する導入メリットの訴求やコンサルティングなどに力を入れる必要がある」とのことです。まさに業務に特化した業務クラウドが面白そうです。
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