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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

小規模事業の信頼について、顔が売れていることも重要だと思うのです。

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大規模事業と小規模事業。お客様の視点によって、見える強みは様々です。

小規模事業の強みは、フットワークの軽さやコストの安さがあると言われています。しかし、この強みは大規模事業側にも全くないわけではありません。大手でもフットワークが軽い会社はいくらでもありますし、スケールメリットが出る事業などでは、大手のほうがコストが安い場合もあります。小規模事業が小規模としての強みを生かす基盤にあるのは、その技術力の高さです。

高い技術力があってこそ、フットワークの軽さが評価され、料金にもお得感が出るのだと思います。

そこで、重要なのは、その技術力の第三者による証明を行えるかどうかだと考えています。自社サイトで自社の技術力の高さをアピールしても他の会社も同様にアピールしているので、お客様から見てその差別化を打ち出すことは難しいからです。では、、

唯一無二の差別化ポイントとしての技術力の高さを証明する方法は何か?

それは、オーソドックスですがお客様のお言葉を事例として公開することと、顔が売ることであると考えています。事例の話はあえて説明しなくてもよいと思っています。自社のターゲットの顧客層で名前が知られている会社とそうでない会社など幅広く事例を公開することができれば、プラスになるのは明白だと思います。さて、本題の「顔を売ること」ですが、これは良いことも悪いこともすべて、広まってしまいます。つまり、悪いことができない状態になるということです。顔が売れるにはそれなりの理由があります。それは技術力であったり、実行力であったりなど何らかの秀でた特徴がないとなかなか、顔は売れないはずです。ちなみに、ここでいう顔が売れているというのは、業界内部で顔が売れているということではなく、ターゲットとするお客様層に顔が売れているということです。それは例えば、ニュースに出ていることや、セミナーで多くプレゼンテーションをしていることなどです。会ったことがないお客様から他社と差別化ができる評価を得るには、対外的な露出を上げていくことがものすごく大事ということなのだと思います。その時に、ニュースやインタビュー記事などの公式発言に加えてブログなどでその人となりがわかるとより効果が高いような気がします。

一方で顔を売るために、セミナーやインタビュー記事、執筆にブログなどを進めていくのは、本業に加えて発生する作業であるため、本業自体の作業スピードがとても速くないと難しいことでもあります。それ故に、顔が売れているということは、仕事自体のスピードも速いことの証明になるように思えます。

この件は、私自身まだ途上の状態であり、日々追及している部分でもあります。
ものすごく仕事ができる人に会うことがあります。
その人ができるのでしたら、私も努力すればその人に近づけることができるように思っています。
そのためには、日々努力を惜しまず、無駄で非効率な作業を排除していくことが大事なのだと思います。
それによりできた時間をさらに仕事へ投資してもよいですし、遊びに使ってもいですしねw

充実した生活を送るために、更なる精進をしていきます!

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