SNS利用目的5部門すべてでmixiがfacebookを抑える(ソーシャルメディア調査報告書2011)
皆さん、おはようございます。吉政創成の吉政でございます。インプレスR&D出版の「ソーシャルメディア調査報告書2011」によると、以下の5部門の全てで、mixiがfacebookを抑えたようです。
・リアルな人とのコミュニケーション
mixi:65.1%
facebook:62.8%
・暇つぶし
mixi:41.9%
facebook:30.3%
・ネット上の知り合いとのコミュニケーション
mixi:41.7%
facebook:26.2%
・趣味等に関する情報収集
mixi:39.0%
facebook:26.2%
・ニュース
mixi:24.7%
facebook:8.3%
・ゲーム
mixi:19.4%
facebook:3.4%
利用者数はfacebookがかなり追い上げてmixiに肉薄していますが、facebookは大半が実名・リアル関係者との利用に限定しているのに加え、mixiは実名以外のネットだけのお友達も含めてコミュニケーションの幅が広く、またゲームについては先行者のメリットがあるのだと思います。
個人的には最近facebookからmixi帰りの話も聞くようになってきています。一時的にfacebookの攻勢が進んでいますが、両社は共存しそうな気がします。その理由は「せっかくネットなのに必ずしも実名じゃなくてもいいじゃん」というのがあるのだと思います。facebookの魅力の一つであり、差別化要素であるワールドコミュニケーションですが、本当に魅力を感じるのは幸か不幸か、少ないのが日本人の現状だと思います。
ちなみに「ソーシャルメディア調査報告書2011」では、GREEやMobageのデータもありますが、ゲーム利用部門で2社が断トツのデッドヒートを繰り広げソーシャルゲームの領域を確立しつつあります。
ソーシャルコミュニケーションのmixiとFacebookとゲームのGREEやMobageといった感じですね。