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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

マーケティングの結果って、なんて正直なんだろう。絶対に裏切らないと思う。

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雑感です。

マーケティングって正直だから、結果は冷静で、時として残酷で、その結果は100%事実なのだと思います。

ブランディング、報道発表、セミナー集客、Webページチューニング、マーケテイングの活動っていろいろありますが、その結果は常に正直な結果になると思います。

担当者がどんなに頑張っても、その方法が間違っていたら、結果が「0」になることもあります。

営業とマーケティングの両方の肝って似ているようですが、対象を個でとらえるのが営業に対して、マーケティングは個の集合体を面で捉えるので、似て非なるように思えます。このセンスを基準に、良い結果が出るように戦略・戦術を実行し、絶妙のタイミングで実行し、最良の結果を出すのがポイントだと思っています。

「練りに練った、戦略を絶妙のタイミングで実施し、効果を出す。」

その研ぎ澄まされた感覚がとっても好きで、うまくいくと本当に芸術作品のように美しいのです。(この感覚を共有できる人が多いと嬉しいです)

このようなマーケティングに対して担当は人間なので、自尊心を持っていたりします。うまくいかないと、その手法が悪いって思うこともままあるようです。(でも悪いのはその手法を進めている自分本人だったりしますw)あと、本に書いてある事が最上と思いこんでいる人がいたりします。この二つの事象はどちらも正しくなく、正しい事は成功する手法なのです。では、なんでもまずはやってみればいいじゃん!と言う話になってしまいますが、あくまで仕事なので、サラリーマンでも自営業でも仕事である以上、その成果が出る可能性を事前に証明して、実行しなければなりません。証明方法は慣れたマーケッターであれば、どんなロジックでも簡単に証明できてしまいます。たとえ、それが可能性が低いロジックであったとしてもです。つまり、成功のためにはマーケッターのセンスで最良と思われるロジックを提案し、証明し、実行しなけらばなりません。このセンスこそがマーケッターの真価なのだと思います。

センスは自分自身の経験から生まれ、本を読んだり、他のマーケッターのやり方を見ているだけでは、身につきません。 実行し学ぶ事が全てなのです。

どの道も奥が深いと思いますが、このマーケッターの道も奥が深いと思います。
いくらセンスを磨いても、本当にきりが無く、どこまでも広がる大地を目の前に立っているようです。 でも、この景色、結構好きなんです。
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