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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

宮原さんにお会いしました。~びぎねっと 10周年記念おめでとうございます~

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今日、朝、電車の中で座って仕事をしようと思い、空いている席で見合ってしまったのが宮原さんでした。

私は席に座って仕事をしようと思っていたので、顔を見る余裕もなかったのですが、宮原さんから、ちょんちょん突つかれて、顔を見上げると、あの宮原さんだったというわけです。

宮原さんと言えば、日本のOSS市場の【素】を作られた方の一人であり、まさに【祖】の人です。
仮想関係の方は日本仮想化技術株式会社の宮原さんであり、最近のOSSの方からするとOSCの宮原さんであり、古くから宮原さんを知っている人は「み。」さんでもあります。

この方は日本オラクル時代にLinux市場を立ち上げられた、業界貢献度が非常に高い方で、私が尊敬する人の一人です。そんな宮原さんにばったりお会いしただけでなく、仕事をするために席を取ろうとした恥ずかしいところまでお見せしてしまったので、なんとも恥ずかしくもあり緊張した電車の中を過ごしておりました。

久しぶりの面会でしたので名刺を交換したところ、お名刺には10周年の文字が!

びぎねっとが10周年なのです。

おめでとうございます。

びぎねっとを知らない人は、是非Webを見てみてください。そしてイベントに参加してみてください。なんとも風流で技術職が高い、日本には稀なおしゃれな会社なのです。儲かってお金で金きらでおしゃれな会社はたくさんありますが、質素でおしゃれな会社はあまりないです。

もしかしたら、若い人の中からこういう会社が何社も出てくれば、日本のIT業界はもと面白くなるような気がします。

恐らく、宮原さんは自分の為ではなく業界の為に仕事をしているから、このような会社になるのだと思います。

私は改革、推進、普及の3文字を中心に仕事をしてきました。一応美学はあるつもりですが、その美しさの点で宮原さんとは180度違う生き方をしていると思います。(ちなみに、私も業界の為に仕事をしているつもりでいます!が、やはり宮原さんとは人格レベルが違うのですねぇ。私はもっと修行をしなければなりません)

そんな宮原さんと今日偶然に出会うことができて、今日はラッキーな一日でした。

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