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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

2011年ノートパソコン・メーカー・シェア No.1 東芝 ~25周年、世界一億台突破へ~

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BCNの1月31日号に各分野でのトップシェアに贈られるアワードが掲載されます。

その中で、注目なのはノートPC部門ですね。

2010年のメーカー別販売数量シェアは以下の通りです。

1位 東芝 21.8%
2位 NEC 18.9%
3位 富士通 18.0%

私の周りはMACユーザばかりになってしまいましたが、それはOSSの世界だからということでしょう。
いろいろなメーカーのPCを使ってきた私は最後にdynabookに落ち着いています。実は最初のノートPCも父親がdynabookの仕事をしていたということもあり、dynabookでした。当時のノートPCは白黒の液晶だった(20数年前)のですが、それでも、そのポータビリティに感激をした覚えがあります。それから20数年がたち、30年前のスーパーコンピューターを超える性能を持つようになりました。また環境もSaaSが隆盛してきたりと大分変ってきています。

今後のノートPCに求められるものは何か?

個人の考えとしては、クライアントアプリケーションの搭載が重視されると思います。
SaaS関係というか、パブリッククラウドが隆盛する中、細かいデータの加工や使い勝手を追求したクライアントアプリケーションが重要な役割になると思うからです。ちょうど現在Twitterクライアントを使用している人が多いのと同じ状況です。FaceBookやmixiなどのSNSがSNSからネットワークサービスのインフラ化していく方向ですが、ユーザにとってはFaceBookやmixiの垣根も邪魔なだけですので、それらのサービスの垣根を越えたクライアント・アプリケーションのニーズが向上するように思えます。

その場合、クライアント・アプリケーションメーカーにとっては、如何にノートPCやデスクトップPCにアプリケーションをバンドルするかがポイントになるため、PCメーカーにとってはクライアントアプリケーションのバンドル料金が小さな収益元になったりするのだと思います。

クライアントアプリケーションとSaaSの関係については6年前にThinkITで連載してましたので、ご興味がある方は以下をご覧ください。
http://thinkit.co.jp/free/project/8/1/1.html

                  
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