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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

自腹で広告をだすということ

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皆さん

こんにちは。連休最終日、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私のほうは、この3連休、オフィスとデニーズ(第二の職場)とジョギングコースにおりました。オフィス(自宅)は多摩川沿いなので、楽しそうな歓声を聞きながら仕事をしています。

さて、今日は「生まれて初めての自社広告」についてお知らせします。

今週号のBCNに弊社の広告が載っています。広告といっても「暑中見舞い名士広告」という企画で、自分の名刺が掲載される程度の小さいスペースです。

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私のお得意先はマーケティングの方が多く、BCNの読者の方も多いですし、暑中お見舞いを出そうか(メールになると思います)と思っていたところなので、思い切って出すことにいたしました。

金額は大きな金額ではないのですが、何といっても私は自営業なので、感覚的には自腹を切るイメージです。ああ、この金額があったら、買い換えようと思っていたオーブンが買えるなぁとかついつい考えてしまいます。

しかし、広告を出そうと思ったもう一つの理由がまさにその自腹感覚を鍛えるところにありました。今まではサラリーマンなので、お金の種類は会社のお金(自分のお金ではない)と自分のお金の2種類です。しかし4月から屋号を構えてからは少し違います。会社のお金はあくまで会社のお金なのですが、その配分は完全に自分で決めることができるので、自分が会社の名目で自由に使えるお金という位置づけになりました。

つまり、使えるお金の種類は、自分の事業を営むためのお金と自分の生活を営むためのお金の2種類になったということなのです。

この「自分の事業を営むお金」という感覚が自分にとっては非常に新鮮で、今後鍛えていかなければならない感覚でもあります。使い方に麻痺してもいけないですし、締めすぎてもいけないと思っています。つまり、自分に還元される可能性が高い分野に絞って投資をしていく感覚が大事なのだと思います。

広告に関しては、自分のお客様が投資する分野でもあり、自分自身が自腹を切ることで広告投資金額に対するお金の重さを経験しておきたいとも思いました。

その広告の効果はまだわかりませんが、そういった感覚を磨けただけでも効果があったように思えます。しかしながら、結構な有名な社長様に囲まれて私の名刺が並ぶのはちょっと照れ臭いところはありますね。

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