レンタルソフトという第三の選択肢(サプライチェーンマネジメント)
おはようございます。吉政でございます。
ここ3回続けて契約先であるサプライチェーンマネージメントの会社「フェアウェイソリューションズ様」の話になります。
同社が先日発表しましたBuddy-S/R(電子部品営業・アシスタント業務合理化、デッドストック防止ツール)は月額1万円~とうたっていますが、実は今はやりのSaaSライセンスではありません。ソフトウェア部分のみの月額使用料金を支払うレンタルソフトウェアなのです。
時代の流れにのっていないので、「えっ!?」と驚かれるかもしれませんが、ここがこの会社のセンスの高いところです。
最近の傾向ですが、最近のソフトウェアは、買い取り+保守支払い型か、SaaS(クラウド)型の二極になっていますが、その二極ですとサプライチェーンマネジメントなどの基幹業務系のアプリケーションでは、選択肢としてはたりないです。基幹業務系のシステムでもSaaS(クラウド)を利用したいというお客様ももしかしているかもしれませんが、他社に基幹業務系のデータを預けるのはどうしても抵抗がありますし、ましや海外のSaaS(クラウド)プロバイダーには 米国の愛国者法(PATRIOT Act)やイギリスの捜査権限規制法(RIPA)があるので、有事にサーバが全部差し押さえられることがあるため、常識的に考えれば選択はありません。
そこで、月額払いのレンタルソフトウェアです。本格的なエンタープライズ向けの基幹業務系のソフトウェアは金額が高いです。サプライチェーンマネジメントの世界でも一声、数1千万円の案件は普通の金額になります。月額のレンタルソフトであれば、初期投資がライセンス上は発生せず、月額払いでよく、自社内でのシステム構築になるので、他社に基幹業務のデータを預けるリスクがなくなります。更に、SaaS(クラウド)型ではないので、カスタマイズにも柔軟に対応できるのです。
例になりますが、このレベル(機能詳細と画面を一部公開しています)のソフトウェアが月額1万円でご利用できるのは結構いいと思います。
ソフトウェアメーカーの皆様で、うちもSaaS(クラウド)型のライセンス提供を考えている方は、第三の選択肢としてレンタルソフトウェアも是非ご検討ください。基幹業務系であれば十分ありな選択肢だと思います。