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B+TREEによるコスト削減!次期戦略・新製品発表会が終わりました~。

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金曜日に次期戦略・新製品発表会が無事終わりました。

当日は100名近い方々にご出席いただき、まさに満員御礼!という感じでした。

前半は思いっきり技術の話が多く、なかなか難しい話だったと思いますが、やはりうちの技術はすごいと思いました。

弊社の製品はいろいろありますが、今回発表した新製品はSuper CACHESuper SSDSolid STORの技術を活かし、B+TREEというDBに使用されている検索技術をストレージに応用した製品です。通常のストレージ製品は4WAYというキャッシュ技術を使用しており、キャッシュをためる受け皿が4つしかなく、この部分がヒットしないと、結局もともとのRAID装置にデータを取りに行ってしまうため、B+TREEと比較するとキャッシュ効率が良くないです。一方でB+TREEではフル連想(オールキャッシュヒット)ができるため、圧倒的なキャッシュ効率の向上を実現できます。

※詳しくは、下記のサイトから当日使用した技術資料に記載があるので、是非ダウンロードしてみてください。

http://www.cmsinc.co.jp/seminar/20091113.html

では、このオールキャッシュヒットが何がよいかというと、ズバリ!コスト削減だと考えています。

DBを使用しているシステムでは当初の想定以上のデータ量が発生してしまったりして、パフォーマンスが上がらなくなることがあります。そんな時は、DBをチューニングしたりしながら、なんとかソフトウェアのレベルで対応をしようとしますが、I/Oボトルネックを改善し、抜本的な手を打たないと、その後のデータ量の増加により、またチューニングを行わなければならなくなったりします。では、RAID装置の増設をしよう!ということで、増設をしても現在使っているものと同レベルのRAID装置であれば、それほどパフォーマンスが向上しないだけでなく、コストの部分を考えると投資対効果がいまいちです。高性能な大型汎用RAIDを入れればよいのでしょうが、それでは予算が合わない・・・。

上記のようなことは割と起こる事態であり、そうなると打つ手なしのような状況に見えてしまいます。

弊社にはそのようなお客様がよく訪れるのですが、弊社のSSDは競合と比較して価格が1/3~1/10と安価であるため、前述のような状況でも非常に投資対効果良く解決することができるのです。

ちなみに、今回の発表会では、もう一つ発表をしました。それは「無料の事前検証プログラム」です。実機と技術者を弊社が無料で派遣し、実際に効果があるかを証明してみましょう!というプログラムです。

これなら安心ですよね。

I/Oボトルネックを低コストで解消したい!という方はぜひご一報ください。
きっとお役にたてると思います。

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