オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

使えば使うほど大変になるSNS&ナレッジマネジメント

»

私だけなのかもしれませんが、SNSっていろいろありますが、使えば使うほど情報量がおおくなり、管理が大変になり、やがて面倒くさくなるのは何とかしてほしいですね。

今、いろいろな方からご招待を受けて、気がつけば、8つも入っていましたw(ほとんど実名でやっているので、よかったらリンクしてください)

使えば使うほど、マイミクというか、友達設定というか、リンクというかが増えてきて、コミュも増え、更新を見るのも大変になり、そのうち参加する機会も減って行くようなことが結構多いような気がします。

皆様は、いかがでしょうか?(SNSをそんなに使いこなさないですー。という人も多いような気もしますが)

使いこなせば使いこなすほど大変になるツールっていまいちな気がします。

エンタープライズ系のソリューションでいえば、ナレッジマネジメントも同じような傾向があるような気がしますね。

情報がたまればたまるほど検索で出てくる情報に不必要な情報が含まれやすくなり、検索のスピードも落ちてきたりすることはよく聞きますし、挙句の果てにはたまった情報が大きすぎて、リプレイスも大変になったりと、まさに抜け出ることができない地獄状態になるのでhないかと思います。

そういうツールって、そもそもソリューションとしての基本設計がいまいちのように思えます。

難しいとは思いますが使えば使うほど使い勝手が上がるようなツールが良いですね。

ちなみにですが、このSNSやナレッジマネジメントも情報の整理に使っているキーがあまりにもシンプルすぎるから、このような事態になるように思えます。

SNSでは、リンクのカテゴリの自動設定が甘いか、カテゴリが少なく、リンクを張った友人がおおよそひと固まりくくられてしまうか、後で個別設定をしなければならなく、情報の整理が面倒臭いですよね。

ナレッジマネジメントでは、基本的に時間と、キーワードでの設定がほとんどで、多くの社員がしっかり使うようになれば、情報の整理が大変です。また高機能なもので、情報にパーティションを与え、カテゴリ毎に整理できるものもありますが、一度設定してしまうと変更が本当に大変で、長く使えるような気になりません。

しかしながら、両者ともに使うのが人間なので、いっそのこと新しい情報整理のキーに「(閲覧者の)プロファイル」を入れるのはいかがでしょうか?

※この意見は昨年の経産省フォーラムのパネルディスカッションで、提案したのですが、誰も相手にしてくれなかったので、そもそも大した案ではないのかもしれないです。。。が、私は未だにいい案だと思うのであえて書いてみました。皆様、いかがでしょうか?

閲覧者のプロファイルには、個人が必要とする情報の検索キーとして、年齢や性別、住所、職業、職務、肩書きなど、その閲覧者が欲する情報の優先度を決めるようなキーが豊富です。しかも、エンタープライズユースの場合は、人事異動後もすぐに新しい職務検索キーを適用できるので、とっても柔軟で便利だと思います。

例えば、新しく総務課長に着任した人がナレッジマネジメントにアクセスした際に得られる情報は過去の総務課長が検索した情報や、同じ課長職が検索した情報、そしてそもそも、課長以上に「重要度高い」がついた情報などが見られたり、

例えば、新規開拓のミッションを新しく得た営業マンがナレッジマネジメントにアクセスしたときに、他の新規、営業マンがよく閲覧するような情報が簡単に見つかったり、

例えば、SNSであれば、プロファイルカテゴリから、リンクリストを後付で簡単に整理できたりするととっても便利です。

あればとっても便利だと思うのですが、いかがでしょうか?

(誰か作ってくれることをとっても希望していますw)

Comment(0)