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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

高速リストアのための再設計方式

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「高速バックアップのための再設計方式」ではありません。

「高速リストアのための再設計方式」についてです。

これを聞いて、???と思う方はいっぱいいると思います。

でもよく考えてみてください。

バックアップを取ることとリストアをすることはそもそも違います。

データを保管することがバックアップであり、リストアは元の状態に戻すことを指しています。

この表裏の事象もシステム的にはかなり違うようです。

その証拠にちまたのバックアップソリューションを利用して、リストアが簡単にできるでしょうか?

この読者の方々の中にはリストアに苦労されている方がいっぱいいらっしゃると思います。

私は「バックアップ」から「リストア」への転換がデータ保護市場における革命的なテクノロジーパラダイムシフトだと思っています。

今のバックアップの基本アーキテクチャーはもう20年近く前の、まだビジネスのスピードも今ほど速く、データは保管すればよい時代のものです。あれから20年が経ち、ビジネスのスピードも想像をはるかに超え速くなり、且つ複雑化しています。この時代において必要なことは高速リストアだと思います。この高速リストアはHA構成とは共存ができ、HAは重要なシステムに対してサーバ単位での障害に向いており、高速リストアは、サイト単位での障害や、比較的重要ではないシステムや、全社的なバックアップ&リストアインフラ(BCP対策や災害対策などの用途のインフラです)として適用範囲があると思っています。

全社サーバの全てをHA構成するなんて考えられないですよね。

HA構成にしない部分を従来のバックアップアーキテクチャーではなく、高速リストア方式を採用し、全体的な耐障害性を低運用負荷を低コストで実現するべきと考えます。

11月26日にうちの会社の技術責任者が「高速リストアのための再設計方式」について講演します。

「高速リストアのための再設計方式」について学びたい方は是非聞きに来てください。

宣伝ではなく、身になる話が聞けるはずです。

詳細は下記になります。

http://www.falconstor.co.jp/Summit/index.html

※高速リストアについては、下記を参照ください。(こちらは製品紹介です)

http://www.cs.r-ts.co.jp/rcc/solution/080805-01.html

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