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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

Q1達成!

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お客様、パートナー様、ありがとうございました!

お陰様で、ファルコンストア・ジャパンはQ1の目標を無事達成できました。そもそも、それほど大きくない目標なので、両手をあげて万歳三唱!というわけでもないのですが、達成できたのは良いことだと思っています。

Q1の着地予想は124%達成になりそうです。

私自身、1月からファルコンストアに入社をしたのですが、パートナー様、技術者の方、製品力に恵まれている会社だなぁというのが正直な感想です。

弊社の製品はアーキテクチャー、機能・品質、パフォーマンス、拡張性についての評価は内外で非常に高いのですが、OSに対する制限が非常に厳しい製品でした。私なりの表現をすれば、F1マシンのような製品でした。サーキットのような路面でしか走れないですが、サーキットの路面であれば、非常に速く、敏捷に走れるそんなマシンだったようです。

そんな走る道を選ぶマシンに惚れて、支えてきていただいたパートナーの皆様、技術の方々には非常に感謝しています。皆様のおかげでQ1の目標を達成することができました。本当にありがとうございました。

そんな、弊社製品も昨年後半よりVMware上でも動作するようになり、走る道を少し選ばなくなるようになりました。VMware対応製品であるCDP Virtual Applianceは当たり前ですが、VMware ESX Serverが動く環境であれば、どこでも動きます。

そして、このCDP Virtual Applianceは、F1マシン級のハイパフォーマンスをそのまま受け継いでいますので、下記のような特徴をもっており、圧倒的な差別化要素を確立しています。これがCDP Virtual Applianceが昨年12月より米国で連発的に主要各賞受賞している理由でもあります。

ここで、ちょっとCDP Virtual Applianceを説明してみます。

CDP Virtual Applianceの特徴>

【1】VMware ESX Server上で動作し、P2V(物理サーバから仮想サーバ)やV2V(仮想サーバから仮想サーバ)へのバックアップ&リカバリや移行が1台あたり10分程度でできます

【2】VMware上のゲストシステムを保護する場合や通常の物理サーバのシステムなど、バックアップ時に保護対象のシステムを停止させる必要はありません

【3】保護対象のシステムがDBであっても、スクリプトを組むなどの必要がないです。弊社が用意したエージェント「disksafe」をそのまま利用し、完全静止点としてスナップショットを撮ることができます。

【4】DBのスナップショット取得について完全なデータ統合を保証しています。 (調べていないのですが、他社(弊社のOEM製品は除く)では保証していないと思います)

【5】バックアップ容量はCDP Virtual Applianceサーバ1台あたり12TBまでできます。(通常のバックアップソリューションは1台あたり500GBから1TBまでだそうです)ちなみに、CDP Virtual ApplianceのベースになっているIPStor Enterprise Editionは1台で512TBまで対応可能ですw(さすがF1マシンですね。手前ミソながら素晴らしい処理能力です!)

【6】(マシン性能などの環境にも依存しますが)常時バックアップの場合のCPU負荷率は数%前半程度です。 (軽いですね!)ちなみに、某通信キャリア様でご利用いただいている30TBのファイルサーバ(1日の変更差分500GB)での弊社実績ではCPU使用率3-5%だそうです。

【7】ディスク丸ごとのバックアップです。よって、リカバリ時にOSからアプリへと順番にインストールしたり、データを継ぎ接ぎして最新データを作る必要はありません。それゆえに10分間で復旧できます。ディスク丸ごとのバックアップですがイメージバックアップではなく、ディスクのI/Oを見た4kのブロック単位でのレプリケーションですので、マシン負荷とネットワーク負荷が軽いです。

【8】ディスク丸ごとのバックアップですが、ファイル単位でリカバリも可能です。

【9】ディザスタリカバリが得意です。ブロック単位でのレプリケーションですので、ネットワーク負荷がかかりにくいです。また当然ですが暗号化されたデータでレプリケーションされています。また、通信断にも強く、通信断が発生した場合でも、リトライを行い、ネットワーク復帰後に「続き」からのデータ転送になります。

※興味がある方は、詳細資料を送付いたしますので、お問い合わせ窓口まで、お申しつけてください。
 私の説明を直接聞きたい方は、上記の窓口から「吉政、出てこいや!」と私をご指名いただければ(笑)、喜んでご説明に上がります!

話は戻って、今回のQ1達成の話ですが、このCDP Virtual Applianceだけで、目標を達成できたわけではもちろんありません。ただ、今まで、F1マシンのように走る道を選んでいたモンスターマシンのようなIPStor の機能・品質・パフォーマンスを継承し、走る道を選ばなくなったCDP Virtual Applianceが目標達成のトリガーになったことは間違いないと思っています。(VMware対応!というブームに乗った感もあるのですが(笑))

最後に、この走る道を選ぶモンスターマシン「IPStor 」ですが、近々バージョンアップします。実は、新バージョンのIPStor Version 6.0はRedHatの最新版に対応するため、一般道(笑)でも走れるようになります!

現在、IPStor Version 6.0については、全国規模のセミナー行脚を考えています。
セミナーのご案内はメルマガを通じてご案内いたしますので、ご興味がある方は、メルマガ「Falcon's Eye」のページからお申し込みください。

それでは、Q2も張り切ってまいりますので、是非是非、宜しくお願いいたします!!

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