世界初のマイクロカプセル型電子インク技術を応用した腕時計
もう一年前の話題になりますが、昨年1月26日にセイコーから発売された電子ペーパー技術「マイクロカプセル型電子インク技術」を応用した大型曲面ディスプレイ採用の未来型腕時計「セイコー スペクトラム(SPECTRUM)」をご存知でしょうか?
昨日、このデザインを担当されたお客様に訪問した際に話題になり、ちょっと腕にはめさせていただいた嬉しさを書きたくてアップしてみました。上記の画像を見ると分かりますが、ブレスレッド型で全面に表示画面がある大胆なデザインがとっても素敵ですね。ちなみに当時の価格は25万円で限定500個が発売されましたが、予約時点で完売したそうです。市場にも出回らず、今はほとんど入手不可能だそうです。3万円台の廉価版が出るそうで、とっても楽しみです。
ちなみに、腕にはめた感じはこんなイメージです。この薄くて、時計の表示画面が全面に広がっていて、しかも湾曲していて、どの角度から見ても実際のプリントと同じようにどの角度でもはっきり見えるようなデザインを実現できたのもこの電子ペーパー技術「マイクロカプセル型電子インク技術」のお陰だそうです。
この電子ペーパー技術「マイクロカプセル型電子インク技術」の特徴は「印刷物と同等の広い視野角」、「液晶よりもはっきりしたコントラストの実現」「液晶のほぼ半分の薄さで軽く、自由に曲げることのできる柔軟性」「電気を切っても表示が消えないので省電力!」といった特徴を持っているそうです。
見た感じは本当に紙に印刷されたような感じでとっても目に優しい感じでした。本当にペーパーレスなエコ社会を実現する際に必要な技術なんだなぁと思いました。
※電子ペーパー技術「マイクロカプセル型電子インク技術」の仕組みについては下記をご覧ください。
E Ink「電子インク・マイクロカプセル」の仕組み