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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

メッセージ

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ベンチャー企業でも大企業でも大事なことではあると思うのですが、先日、知人と会食しているときに頂いた言葉である「メッセージ性」が心に残ったので、書き留めておくことにします。

職業柄、いろいろな会社を目にします。

いろいろな会社で、様々な問題が起こるわけですが、その問題を議論する際に、その戦略や戦術の内容を吟味したりします。議論の結果、その戦略や戦術の穴を埋めるのは非常に簡単で、実行すればよいだけだと思います。

しかしながら、一番大事なのは、その戦略、戦術の一手一手のメッセージ性であると思います。

例えば、Aという戦略を事項する際に、トップから始まり、メンバーの末端までにその戦略の指示がいきわたる際に、それぞれに「その実行のメリット」が理解できるだけのメッセージ性がそこにあり、伝言ゲームによって伝わる指示系統の末端まで、しっかりと動けるかがどうかがポイントであるということになります。

簡単に、メッセージ性のことを書きましたが、このメッセージ性というのはかなり曲者だとも思っています。上層部でこのメッセージ性にブレがあると、当然会社はまとまりません。

よく、仕事が出来るから、人徳があるからと会社の上部に人材を登用することがありますが、その企業のメッセージ性を理解できていないのに上層部に登用すると、結構大変なことになりますよね。

本当に気をつけたいと思っています。

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