オープンソースとSaaS
オープンソースとSaaS
2007年のオープンソース市場を占おう!といろいろ記事をあさっていると、非常に興味深い記事があったので紹介してみたいと思います。
オープンソースの「傾向と対策」──2007年の見どころはSaaSとの“共演”(ComputerWorld)
http://www.computerworld.jp/news/trd/55591-1.html
この記事には「オープンソース業界は2007年も立ち止まることはなく、今以上にエンタープライズITや企業ビジネスと“シンクロ”する──こう語るのは、米国の調査会社ロバート・フランシス・グループのITインフラストラクチャ管理戦略担当ディレクター、マイケル・ドーチ氏」と記載されており、そのシンクロを実現するのがSaaSであるとのことです。
もともと、オープンソースの強みがソースを公開することによる世界的な開発力の増強であることに対して、弱点はソースが公開されていることによるビジネス面での扱いにくさだったと思います。ソースが公開されているため、ベンダーはライセンス料金を取れず、カスタマイズするにはそれなりの手間がかかり、わりと労働集約的なビジネスになりがちなジレンマを持っていました。
しかしながら、SaaS(Service As A System)のように、オープンソースの主戦場をサービスに展開した場合はどうでしょうか?前述のようなソフトウェアライセンスビジネスを主戦場においた場合、オープンソースは一長一短ありますが、サービスに主戦場をおいた場合は、サービスの開発コストを低減し、且つカスタマイズしたシステムをサービスにより量販展開できる為、非常に高付加価値なビジネスを実現できるのです。
この議論がどこまで、市場に通用するかを是非ご注目して見てはいかがでしょうか?
ちなみに、オープンソースベースのSaaSは既にワイズノットで実現しようとしています。
興味がある方は、是非、下記より無料登録していただき、まずは使ってみてはいかがでしょうか?
(現在、アプリケーションは6つほどしかありませんが、今後、じゃんじゃんリリースしていく予定です)