中田選手のプロ意識
サッカー元日本代表の中田選手引退にまつわる番組があったので見ました。
私はサッカー好きというより、それ以上に中田選手が好きで、いつもサッカーを見るというより中田選手を見ていました。
100%の力を出しつづけること、自分に負けないこと、そんなプロとしての意識の高さを保ち続ける強さが好きです。
「覚悟がないと100%の力は出せない。100%を出すのが最低条件。」
プロとして、現状を嘆かず、負けず、与えられた環境を最大限生かし、活路を開くことに全力を尽くす・・・・そんな中田選手のプロとしての姿勢が好きです。私も常にそうありたいと思っています。
今日は、今日の番組で出てきた言葉で「誇り」という言葉が心に残ったので、自分なりに感じたことを書いてみます。
番組の中で中田選手は「私は今までサッカーを通して経験してきたことに誇りを持っています」と話しています。
中田選手のような存在の人でなくても、家族を養うこと、子供を育てること、ボランティアなど、一生懸命やってきたことであれば、その事に誇りを持てると思います。自分が家族を養うことや子供を育てることや、家族を愛している気持ちについて誇りに思っている人は割りと多いですよね。
しかしながら、仕事に関してはいかがでしょうか?
もしかしたら、自分の仕事に誇りを持っていない人が意外に多いかもしれません。そんな気がしませんか?
会社の社員のほとんどの人が自分の仕事に誇りをもてたら、その会社はものすごい力を産み出し大成功すると思います。
社員の技量をトレーニングする会社は多いです。
社員のモチベーションを上げるために、知恵を絞る会社も多いです。
社員が自分の仕事に誇りをもてるような施策を実行している会社は意外に少ないかもしません。
「誇り」は「モチベーション」のように短期間で上がるものではなく、結構時間がかかるものだと思います。
それゆえに、強く、長く会社、ビジネスを支えることができると思います。大事なことだと思います。
ビジネスモデルを策定する際に、収支だけではなく、「誇り」の観点で、練ってみても面白いかもしれませんね。