現役であり続ける限り
前回の日記から結構時間がたってしまいました。
弊社もそろそろ株主総会です。
役員にとっては大きな分岐点になります。
このタイミングで私はいろいろ考えることが出来ました。
ある方が大事にしている「倫理的な正しさ」という言葉は私自身に非常に大きく影響を与えた言葉でした 。その後も多くの社長様、役員様にお会いして、同じように「大事にしていることは何ですか?」とお聞 きすると、やはり同じような言葉をいただきます。会社の経営陣として名前を馳せてらっしゃる方々は、人格的にも素晴らしく、人間として非常に根本的なことを重んじているようです。大変勉強になりました。有難うございました。
自分はどうか?
誠実か?
正しいか?
といろいろ考えてみても、本質的にまだ固まっていない私は、言葉が広義すぎて判断に迷うことも多いの が事実です。 こういうときは自分の人生を振り返るのが一番であるというのが私の持論でもあるため、過去を振り返っ てみました。
私の過去の人生において共通項は何か?
貫き通してきたことは何か?
そこに「解」があると考え、見つめなおしてみると、共通項は「志」であることに改めて気がつきました 。 以前の日記やコラムでも触れたことがありますが、私は日本をもっと魅力ある強い国にする為にソフトウ ェア産業の分野から貢献することを大学時代に志し、紆余曲折、浮沈、挫折を繰り返し、どうにかやって きました。これこそが私の今までの人生であり、「志」であるのです。
誠実か?
正しいか?
この言葉を「志」に当てはめてみると、私がまず大事にすることは「志に忠実であるか?」になります。まだまだ広義ではありますが、「倫理的に正しいこと」から見ればずっと狭義であり、私レベルでもまだ何とかできそうです。そしてなによりも自分にもあっています。
主義主張を立てれば、いろいろなところにぶつかります。
勇気をもって、貫き通したいと思います。
どんな状況になっても、現役であり続ける限り、「志」を遂げるべく活動を続けます。
そしてお世話になった方々、ご迷惑をおかけした方々に、どんなに時間がかかったとしてもご恩に報いたいと思います。今回の私のターニングポイントにおいても諸先輩方には非常にお世話になりました。良いアドバイスとチャンスを頂き、本当に有難うございました。今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。