エンタメ業界はLiveで儲けるしかない
日本に限らず、世界のレコード会社の経営がやば過ぐる。
我が国のCDの国内生産額は'99年に5500億円あった。それがわずか9年後の'08年には2900億円に減ってしまったのだ。
主因は破壊と創造の王Appleだ、と思う。
僅か3年の間に劇的に音楽業界のビジネスモデルをすっかり変えてしまったことは、Appleの業績内容の極めて急速な変化からも見てとれる。
◆アップルの驚異的な収益構造の変化 :投資十八番
主因Appleの他にも、!少子高齢化、ネットの普及/違法コピーの氾濫・・など、ビジネスモデルが根底から揺らいでしまった。当然、小生の古巣関連会社;徳間ジャパンや、かつて役員を務めたオリコンも厳しい状況で・・・穏やかではない。
そんなわけで、我らがmax松浦さんも、危機感たっぷりのtweetをされている。その日本の盟主であるavexも業績は芳しくない。
◆リストラ計画の次は“社長交代”が流れ始めたエイベックス
果てには、こんな噂記事を出てくる。確かにレコード会社はavexさんに限らず、どこも再構築が急務なのだ。でも、だからってアニメ?ですか。
加藤の思うに、米の興行会社グループLive Nation型を追うべきではないか。アーティストをトータル・ブランド化することで全版権をビジネスにするモデル。言い換えればジャニーズですが。
(ていうか avexは追ってきた・・という認識。つまり更に追うべきでは・・)
音楽に限らずエンタテインメントは全ての軸は【Live】の時代に既に突入しているはず。
なんでLiveかって?。それは『切れないから』。
今や楽曲は一曲単位の流通となってしまったけど、、Liveは「流れ」。切ったらつまらないもんね。
小生、昨年末の『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』の成果(全世界大ヒット|日本も興行収入50億円!)を視て確信しました。
即ちこれからの音楽産業は、ツアーもDVDもオンデマンドもLiveがドル箱であり生命線になるはずだと思う。USTREAMとか観てるとますますそう思う。Live(生放送/生演奏)を小額課金 でしょう!。
そして個々の楽曲は最強のプロモーションツールなんだな、つまり。