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自分の楽曲をヘビーローテーションして著作権収入はどの程度なら犯罪にならないのか?

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この歳になって色々と自分が選択した生き方について自問自答したり、家内と話し合う時間が増えています。

人生設計をするなかで、ここ最近触れた社会システムの変化を見据えた職業選択をするか、既存システム、体制を利用する知恵なども事業拡大、生き残りには必要。

ルールを定める立場につけるなら有利なポジションを確保できますが、そういうエリートは別として、世の中では制度を悪用するのが当然でてきて、生活保護の不正受給問題などは記憶に新しいところです。

音楽、それも著作権収入で食べていけるようになるには、運・実力双方に恵まれる必要があり、そういう生活を夢見て多くの人が努力を続け、その恵まれたポジションを掴む人、挫折する人が当然出てくるわけですが、「自曲カラオケをヘビロテ、著作権料1700万円不正受領」というニュースはこういうお金のひっぱり方もあるんだと思わせてくれます。

判決などによると、男性は自分で作詞・作曲した演歌調の曲やバラード調の曲をカラオケ会社に持ち込み、有料で配信楽曲に入れてもらうサービスを利用。自宅や知人宅など16カ所にカラオケ端末を置き、2009年から自分の曲を再生し続けた。複数の端末は同じ場所に置かれ、スピーカーにも接続されていなかった。

リンク先の記事の最後にはJASRACが不審に思ったとありますが、目立たない程度の不正再生を行なって、著作権料を不正受給する手口はきっとあるんだろうなと思わせるニュースです。

IT化が進む社会のなかで、機械に自動でやらせる手口でどの程度の数字なら通常再生の範疇として紛れ込ませられるのか、自分の楽曲をヘビーローテーションして著作権収入はどの程度なら犯罪にならないのか?具体的な規定がどのようになっているのかこの記事からだけでは判断つかないですが、

インターネット普及の過程でこれまでの世の中ならばルール的にNGだったことが解禁になった話もある訳で、賃金が安くなった、売値が安くなり、これが続けば商売成り立たないかも…という社会構造の変化に、薄利多売、労働時間増加という自分の身をすり減らす生真面目な努力をするしか対処方法を持たない場合の悲哀と、思考の振り向け方をどう多角化するかの大切さをこのニュースから感じました。

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