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さだまさし厚生年金会館閉館に日本の文化行政を「バカモノ」と批判

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昨日ネタとして取り上げさせていただいたのは、フィナンシャルプランナーの方が書かれた「専業主婦の子育て」は、2億円以上の機会損失だという主張。

この2億円が損失なのかどうかは、それぞれの家庭で認識が違うと思いますが、税金の無駄使いというのもどういう定義だと「無駄」と判断して良いのか難しいな…と思う話を2例ほどご紹介

まず最初は、京都の職業体験施設「私のしごと館」建物を売却する予定なんだそうですが、、この不景気風が吹くなかで甲子園球場の総面積に匹敵する施設の引き受け先が見つかるかどうかが疑問視されているとのことで、地元自治体や学研都市の関係者からは「巨大な幽霊屋敷になる恐れが指摘されているとか…

毎年10億を超える赤字が出ていたと言いますから、そのまま放置する訳にはいかない事だと思いますが、そもそもそういう事業に581億円もの建設予算が付いたこと自体が驚愕と言わざる得ない感じがします。

そしてもう一つは、 新宿の東京厚生年金会館がこの3月末で閉館してしまうというニュース。

赤字補てんに税金が投入されているとの批判から、全国で廃止・民間売却が決まっているとこのことで、税金投入は放置できない事ではありますが、こういうホールは新しければ音が良い…という事にはならず、ましてや替わりになるホールも出来ないとなると、わたしが言うまでもなく税金投入は問題ではあるのですが、この厚生年金会館閉館に伴い失うモノも大きいと言えるのではないでしょうか?

一昨日のエントリでは80年代の原宿のビデオをYoutubeのほうから貼り付けさせてもらいましたけど、こういう文化を形成していくような土台、器となるモノをもう少しうまく活用(存続)していく妙案がなかったものか…とちょっと残念な気持ちでこちらの記事を眺めていたのでした。

佐々木 康彦 Twitterアカウントはこちら。 http://twitter.com/yasusasaki
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