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Yagishita's alternative blog

TRON:LEGACY は大人も子供も楽しめる COOL な SF #tronlegacy

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AMN さんから鑑賞券をいただいたので、レイトショーですが早速観てきました。さすが、ディズニーです。大人も子供も楽しめる SF 映画に仕上がっていると思います。2010年の最後を飾るいい映画でした。

TRON:LEGACY って28年前の前作の続きなのね。
高校生の当時はそんなに映画を観ることができなかったのですが、CG がすごいという評判だけは聞いていました。前作を観た方も、観なかった方も自然にストーリーに入れる作りは、集客できるコンテンツ作り方としてユニークですね。2011年に公開が予定されているオリバー・ストーン監督の「ウォール・ストリート」も、監督が前作と一緒ですし期待できそうです。

2D と 3D がうまく融合された映画
AVATAR にしても海猿にしてもそうですが、3D 映画というと全編が 3D になっていると思います。TRON:LEGACY は、主人公が THE GRID という電脳世界にいくタイミングで 3D に変わっていきます。3D グラスをかけるからもしれませんが、全体的に暗くなってしまう傾向がある中、向こうの世界は黒がベースですから、CG の凄さと相まって素晴らしい仕上がりになっています。IMAX だともっと面白いのでしょうね。また、DAFT PUNK の音楽ともうまくあっています。DAFT PUNK ご本人も映っているのでファンのかたはたまらないですね。

ストーリーの軸は「家族の愛」と「人間の欲」なのかな
3D や CG、音楽だけではなく、ストーリーをしっかり作っているのもディズニー映画の柱。親子 (家族) の愛も重要な柱なのですが、それ以上に大きいと思っている柱は「人間の欲」だと思っています。なぜ、ジェフ (父) は行方不明になったのか、なぜ、サム (主人公) は THE GRID にいくことになったのか、といった疑問の背景にはこれがあります。とはいえ重くない作りなので、子供でもわかる内容になっていますね。

2010年は、「THE LAST MESSAGE 海猿」のみ複数回観たのですが、TRON:LEGACY はもう一度観に行きたいと感じるものでした。

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