"つながる"カレンダー「TwitCal」にプロモーションの新しい風をみた
本日は、インフォテリアさんのブロガーズ・ミーティングに参加しました。Twitter、iPhone、インフォテリアといったら参加しないわけにはいきません。作業の合間をぬって、参加しましたよ。
今日のお題は、近日リリース予定のiPhoneアプリ「TwitCal」のスニークプレビューというわけで、藤縄執行役員による説明を受けました。
TwitCal は、以下の特長をもった iPhone/iPod touch 対応カレンダーアプリケーションで、「つながる」がキーワードになっています。
- 標準カレンダーとは比較にならない使い易いインターフェイス
- カレンダー (イベント) を Twitter 経由でつぶやける
- ユーザー同士でカレンダーを共有
- API による外部システムの連携
普段、会社のカレンダーを ActiveSync 経由で、プライベートなカレンダーを CalDAV 経由でまとめていることもあり、登録するというより参照 (ビュー) が圧倒的なカレンダーなのですが、操作性ってとても大事だったりします。面倒くさい操作ではあっても、お金をかけるほどではないなということで我慢していたのですが、TwitCal をさわってみて、標準カレンダーアプリがどれだけ使いにくいかを再認識しました。何がうれしいって週ビューがあったことですね。週単位でスケジュールを見るケースが多いので、とてもうれしい機能です。
次に気になったのが、ユーザー同士でカレンダーを共有するということです。ブロガーズ・ミーティングや各種セミナー・イベントに参加していて強く思うことは、「参加証」「受講票」に iCalendar なデータが一緒に送られてこないこと。都度、カレンダーに copy & paste しなければいけないことを劇的に変えてしますのです。
TwitCal を利用するためには、メールアドレスを登録する必要があるのですが、このアドレス情報と比較して、TwitCal ユーザーであればカレンダーデータを送り、非ユーザーであれば通常のメールや iCalendar データを送ることができるそうなのです。 カレンダーは入力する項目が多いので、楽になってくれることはとてもうれしいです。
最後で、技術畑の人間として気になったのが「外部システムとの連携」。TwitCal は TwitCal Server が一種のリレーサーバーとなって、カレンダーオブジェクトを配信するのですが、これを別システムから利用できるようにしたのが API です。リリース当初は、iCal や Google カレンダーとの連携ができるそうなのですが、API が充実していれば「イベント・セミナー情報の配信」にメール以外の新しいオプションを提供してくれそうです。また、プロ野球や J リーグ、ライブハウスのスケジュール表にも使えそうですね。API が公開されたのであれば、Movable Type のプラグインをつくってみようと思います。
実際に触ってみて、まだまだ進化の余地があると思いますが、スケジュールをうまく共有するという発想がなかなかおもしろい製品だと思います。もう少し使い込んでみないとわかりませんが、わくわくする製品でした。
PS: 藤縄さんとは、以前同じチームであったこともあり、イベント後に会話を楽しみました。