Googleマップ最適化対策〜グーグルアナリティクス連携でトラフィック計測
Googleマップ最適化対策(MEO)という言葉をご存知でしょうか? MEOとはMap Engine Optimizationの略です。実店舗のサービスを運営しているとGoogleマップ対応(Googleマイビジネス対応)は必須ですので本ページを参考にご対応ください。なお、本記事は元々2017年2月1日掲載のものですが、2018年現在のものに改訂しています。
Googleマップに自分のビジネスを掲載する方法
まずはGoogleマイビジネスに登録をします。ここではGoogleアカウントを取得済みと仮定します。以下にアクセスし、「ご利用を開始」を押します。
▼Googleマイビジネス
https://www.google.co.jp/business/
まずはビジネスを追加します。サービス名・住所・電話番号・カテゴリを入力します。「続行」を押し、利用規約に同意してビジネスの確認をします。ビジネスの確認は基本的に郵送(ハガキ)です。登録住所にGoogleからハガキが届きます。Googleマイビジネス上で中にある数字を入力するとオーナー確認が完了します。
オーナー確認方法は他にも電話・メールなどがありますが、状況によって確認方法が変わります。好きな方法を選べるとは限りません。
オーナー確認が完了したら追加情報を設定します。営業時間やURL、写真を追加したり、サービス名やカテゴリを変更したりします。ここで設定した内容がGoogleマップで表示されます。
ということで基本的におしまいとなるのですが、結構トラブルになる場合もあります。
ビジネスオーナー確認で失敗した場合の対処方法
登録住所にハガキが届くのですが、稀に届かない場合があります。届かない理由はいくつか考えられます。郵送時の紛失、受け取っているのに該当部署へ渡されない、そもそも郵送処理がされていなかった、などでしょうか。届かないことに文句を言っても始まらないので、この場合は再送処理をします。何回かのうちに手元に届けば問題ありません。が、何度も失敗することがあります。そして規定回数を超えて失敗するとオーナー確認ができなくなります。
電話・メールでビジネスオーナー確認ができればそちらを選ぶと良いでしょう。ただし代行で作業を行なっている場合はどちらも適切に処理できないこともあります。なのでハガキが確実なケースもあるのですが、正直届くかどうかは運次第です。1回で上手く届いたらラッキーくらいの感覚でいます。別部署とのやりとりはそのくらい面倒なのです。
そして、ビジネスオーナー確認で失敗すると、これ以上確認の手続きができなくなります。ここで諦めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。が、先日この状態からオーナー確認に成功することができました。
Google マイビジネス フッター部分ヘルプにある「ヘルプセンター」をクリックすると、ここからいくつかの質問に回答するとメールのお問い合わせリンクがあるページへ到達できます。ここからメールでお問い合わせをします。すると自分の時は翌日にGoogleから電話がかかってきました。その電話の質問に回答するとビジネスオーナー確認が完了できました。その際聞いたところ、ビジネスオーナー確認に失敗し、これ以上確認ができなくなった場合は電話での確認しかないようです。だからオーナー確認に失敗した場合はメールでその旨を記載して送信してください。
Google AnalyticsでGoogleマップ経由のトラフィックを計測する方法
次にGoogleマップに登録した情報から自社サイトへの流入をGoogle Analyticsで計測する方法です。何もしないとGoogleマップ経由のトラフィックは「参照元 / メディア」が「google / organic」になります。これを「google / maps」にします。
このように表示させるにはGoogle Analyticsへ任意のデータを送信する必要があります。まずは以下サイトへアクセスします。
▼Campaign URL Builder
https://ga-dev-tools.appspot.com/campaign-url-builder/
Website URLには自社サイトのURLを、Campaign Sourceには「google」、Campaign Mediumに「maps」と入れます。すると以下のようなURLが生成されます。(※弊社サイトの場合)
https://www.web-ma.co.jp/?utm_source=google&utm_medium=maps
このURLをGoogleマイビジネスに登録します。登録結果が反映されたら、以降のGoogleマップでクリックされたらGoogle Analyticsの参照元 / メディアが「google / maps」と計測されます。これで正確な流入元が把握できます。
※当記事はWebの間のコラムを再編集したものです。元記事はこちら。
https://www.web-ma.co.jp/column/analytics/720.html