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事業グローバル化における戦略と人はどうあるべきか? そのヒントとなるべき考察と事例集

クラウドコンピューティングは相対的(その2)

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前回は、クラウドコンピューティングという用語が相対的であり、その背景となるようなデータとアプリケーションによる集中度と時間軸から経緯を見ました。

今回は、用語としてのクラウドコンピューティングを、過去の用語やコンセプトと比較し、その位置づけを考察します。そもそも用語自体は米GoogleのCEOから発信された言葉であり、ベンダーの視点からではなく、ユーザーの視点からコンピューティングを捉えたコンセプトだといえます。ではIT業界における、かつての様々なコンセプトと比較して、クラウドコンピューティングはどのように捉えられているのでしょうか。この過去のコンセプトと比較してクラウドコンピューティングの位置づけを確認します。Cloud_computing_1

四象限のマトリックスを描き、縦軸にユーザー視点から見た用語か、ベンダー視点から見た用語か定義し、横軸には事業コンセプトにあたる用語か、技術そのものにあたる用語かを定義します。1990年代にまでさかのぼり、今でも見られるユビキタスやグリットコンピューティング、Webサービスなど、主に技術そのものであり、ベンダー視点から見た用語であると位置づけられます。

対して、EビジネスやWeb2.0、SaaSやクラウドコンピューティングなどの用語は、主にユーザー視点から見た用語であり、事業コンセプトに近い用語だといえます。1990年代よりのネットワークの発達により、IT業界を引っ張るコンセプトとは、ベンダー視点から見た技術そのものであったのが、ユーザー視点からみた事業コンセプトに変わりつつあるのではないでしょうか。

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