方向音痴ではない(と思う)自分が、意識するまでは東西南北が掴みにくかった新幹線の駅
おクルマ、運転されますか?ナビゲーションシステム、いわゆるカーナビ、お使いになられていますか?
自分は仕事の約束とかがあり、絶対に時間を無駄にしたくない、という時以外はカーナビをあまり使いませんでした。
仕事をしていない今はなおさらです。
カーナビに目的地をセットする、としても、初めて自動車で移動して行く場所の場合、たいていは前日までにオンラインの地図ソフトや(持っていれば)紙の地図で通過点などを確認し、意識して頭の中に入れて動かないと自分が不安になります。
そして、カーナビの設定は「ノースアップ」が絶対です。
自動車業界に居る人間ならみんなカーナビの設定は「ノースアップ」が大多数派だと思っていました。
業務用車をよく使う職務になって、自分の運転で同乗者を載せると、ほとんどの人が「ノースアップって珍しいね、自分はヘディングアップ」だと言うのです。一般の人ならともかく、それはとても意外でした。
「ノースアップ」というのは、カーナビの画面に対して、常に北が上に向く形で地図を表示したり案内をしたりするモードです。
「ヘディングアップ」というのは、カーナビの画面に対して、常に進行方向が前に向く形で地図を表示したり案内をしたりするモードです。
「ヘディングアップ」にすると、当然進行方向に地図が向く訳ですから、曲がる度に地図が回転する訳です。自分はこれが苦手です。
一度レンタカーで借りた車のカーナビが「ヘディングアップ」になっていることに気づかず、カーナビに誘導されながら走っていると、自分のイメージする中での地名の位置が変わらないために、同じような場所をぐるぐる回ってしまったことがあります。おかしい、ここを左に曲がればこの地名になるはずなのに、またそれが左に見える、とか。
さて、自分の方向感覚の掴み方は、看板で見える地名や、A地点の地名からB地点の地名に移動する際の、その移動の仕方がどのような直線になるか、をイメージしながら掴んでいるように思います。
仕事をしていた頃は色々赴任したり出張にも行かせていただいたので、様々な新幹線の駅に行く機会がありました。
そんな中で、意識するまでは東西南北が掴みにくかった新幹線の駅は、
「名古屋」
「岡山」
「新下関」
「博多」
です。
頭の中に地図が明確に入っている訳ではありませんから余計なのですが、東海道新幹線、山陽新幹線というのはざっくりと、で言えば日本を東西に結んでいるように感じていました。
だから、西向き進行方向に対して、右側に降りれば北側、東向き進行方向に対して、右側に降りれば南側、と思っていたのです。
実際駅に降りてみて、自分の思う、北側に位置しているところに向かおうを思っても、そもそも北口が見当たらない、南側の逆も然りです。
そりゃそうです、実際に地図で駅を見てみるとそれらの駅では新幹線(場合によっては在来線も)が南北に走っているのです。
したがって北側だと思っていた位置は東だったり西だったりして。どうも自分の感覚と合わない訳です。
それを意識するとその問題は解消したのですが、ちゃんと地図で見るまではなかなか自分の頭の中に落とし込めていませんでした。
実際には東京駅も同じような方角の向きに位置してはいるのですが、東京駅には、丸の内口、八重洲口というこれ以上無いぐらいのわかり易い名称があるので、迷うことはありませんでした。それを言えば、名古屋駅だって、太閤通口と桜通口があるだろう、と思われるかもしれませんが、太閤通と桜通がイメージできていないとどちらがどちらとならないので迷っていたのかな、と今は思います。
そんなことを思ったのは、最近関西ではよくアパホテルの岡山駅新幹線口店(?)が開業する、というテレビCMが流れていたからです。そうね、東口、西口と言ってくれない方がわかり易いよね、と思ったからなのですが、今、そのアパホテルの場所を調べてみると自分の思っていた方角と全然違いました。そうか、在来線に対して新幹線がどちらに位置しているかも理解しておかなきゃいけないのか、とあらためて勉強になった次第です。
追伸:
新幹線の駅ではありませんが、上記と同様、いやそれ以上に自分の方向感覚を狂わせた駅はりんかい線の「品川シーサイド」でした。大崎駅を出た後は地下に潜ってしまいますし、大井町駅との位置関係を掴んでいないと、まさかUの字を書いて戻ってくる形になっていたことを理解できず、何度か「品川シーサイド」駅近辺の外出先に行くのに駅から降りて迷ったことがあります。それを方向音痴と言うんだよ、と。