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ファイアウィンドの新譜を聴いてジャパニーズメタル全盛期を思い出す

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今年、オジーオズボーンが新譜「スクリーム」を出しました。長年やってきているスタイルなので、そんなに変化は無いのですが、巷での評価はまちまちでした。「やっぱりいい」という保守的な意見と、「焼き直しのようで、これまでよりもパワーが無い」といったような期待はずれ感を表している意見が様々なサイトでの評価に載っていました。個人的には、「これはこれでいいんじゃない?」という側です。

今回のアルバムで大きく変わったところと言えばギタリストが変更になったこと。ザック・ワイルドでなくガス・Gというギタリストがオーディションの結果選ばれたようです。オジーとザックもつかず離れずで長いこと一緒にやっていましたので、今回は気分を変えてなのか、大げんかになって離れたのか真相は定かではありませんが、このギタリストの変更がアルバムの内容にも多少は影響を与えていると思います。

さて、オジーのバンド(?)のギタリストであるガス・Gですが、ファイアウィンドというバンドのギタリストです。ファイアウィンドの新譜も出ていたので買ってみたところ、ライナーノーツに「オジーのアルバムで名前が売れれば、ファイアウィンドも有名になる」みたいなことが書いてありました。ということは、ガスGにとってファイアウィンドがやはりホームバンドということになります。

そこでファイアウィンドの新譜を聴いてみたところ、いわゆるメタル。それも正統(何が正統かはわかりませんが)に近いものでした。このアルバムを聴いて、80年代後半のジャパニーズメタルの雰囲気を感じたのは私だけではないのではと思います。

つまりオジーの新譜にもその影響があるとすると、80年代にオジーのソロ開始時期、そしてジャパニーズメタルといったものにはまった現在40台の人達には、この2枚ははまるのかと・・・見事に私もその年代なので、「これはこれでいいんじゃない?」という肯定的な感想になってしまうのかと思います(40台におすすめのアルバムということになりますでしょうか)。

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