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たばこ増税はいいけどマナーとか本質的に悪くなって欲しくないところをちゃんとかまった上で増税を決議してください、民主党サン!

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週末、たばこ増税に関するNEWSの中で、増税したからじゃなくて、そもそも本質的に悪くなって欲しくないマナー等の懸案事項について、ひょっとして増税が梃子になって悪化してしまったどうするんだろうという不安を少々覚えました。

 

そもそも私も昨年3月まではスモーカーです。ヘビーかどうかわかんないけど一日1箱くらい吸う日の方が多かったし、ひどい風邪のときとか、吸わない日は年に数日。

 

自分なりに工夫はしていたつもりです。

できるだけ禁煙・嫌煙者と一緒のときは喫煙しない。Or、喫煙していいか許可を求めてから吸う。

外を咥えタバコなんて絶対しない。ポイ捨てなんて問題外。

 

外を咥えタバコで歩いている人が、他人とすれ違うときに、火のついた先を下に向けて、周囲にぶつからないように配慮するのをみかけます。配慮はいいこと。でも私的には外を咥えタバコで歩くこと自体マナーがいいとも思わないなあ。

 

そんなこんなで、いろいろ考え、工夫し、こだわりをもったところで、嫌煙家からすれば、スモーカーは嫌な存在です(泣)。そんなスモーカーだった頃のことを思うと、これだけ次第に喫煙家に対して厳しい仕打ちが続いていくと、そのうち逆ギレして、マナーが悪化しないか、とても心配です。

 

例えば、TVで紹介された、東南アジア等諸外国のタバコパッケージには、喫煙がきっかけで悪病にかかった症例の生々しい写真が大きく貼り付けてあります。これをみても、それでも割り切って喫煙する人はまだいいけれど、それをテーブルにおいて喫煙する人の隣で飲食する嫌煙家・・・そんな写真をみたら食欲げっそりです(泣)。じゃあ、みえないようにケースに入れるなりかばんやポッケに毎度しまってから喫煙するか?・・・うーん、経験的にはNOだよなあ。面倒くさい。そしたら、そういうパッケージは喫煙者以前に周囲の嫌煙家に対して害な気もします。

 

ただでさえ喫煙スペースがどんどん少なくなっていきます。そうすると「治外法権」的スペースが喫煙スペースとなり、例えば一時期のNYがそうだったように、道路は壮大な喫煙スペースと化します。私がNYにいたときも、オフィスビル到着イコール禁煙の始まりなので、みんな道路でプカプカしながらご出勤です。老若男女、誰でもプカプカ。吸い終わったら道路にポイです。かっこいいビジネスマンも、キレイなビジネスウーマンも、みんなポイポイ。もうどっちかというとその有様の方がスタンダードにみえる。でも道路が汚れていきます。地下鉄なんかでもさすがに車内ではみたことないけど、駅ではたくさんの、ちょっと説教たれるにはあまりにガタイが良くて、見た目も怖い、でっかいお兄様が、プカプカ。そしてポイです。日本もそうなったらいやだなあ。子供ができて痛感しました。オトナがたばこを手にとり足元に伸ばすとちょうと幼児の顔の位置・・・危ない危ない。昔CMもありましたね。やっぱり道路で自由に喫煙は変です。むしろ禁止して欲しい・・・

 

法律で禁じられている場所でない限り、喫煙自体は悪いことではありません。ですが、嫌煙家も考慮しないといけないし、分煙するだけでなくて、愛煙家と嫌煙家の両方にきちんとしたマナーを浸透させることが重要だなあ、と思います。

 

 

・・・と、いろいろ長々つぶやいたところで。

 

民主党サン。きっと倍増値上げは税収UPについては必ず寄与します。ですが、その増収のいくばくかを、マナー向上やその他環境改善活動に投資してくださいましね。お願いします。

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