Kindleのゲームアプリが出たので試してみた
amazon.comで、Kindle対応のゲームアプリが2つリリースされています。無料です。
ということで、さっそくダウンロードして試してみました。ダウンロードは、書籍の購入と同じです。私は、amazon.comのEvery WordとShuffled Rowのページへ行って、そこから"Buy now with 1-Click"ボタンをクリックして、あとはKindleの電源を入れてダウンロードしました。
Kindleアプリをダウンロードすると、このようにHome画面に表示されます。
Every Word
Every Wordは、アルファベットの文字がでたらめに並んで表示されるので、そのでたらめの文字から英語の単語を作るゲームです。Kindleのキーボードを使って、並び替えた文字を入力して最後にEnterキーを押すと、それが正しければ、その単語が下に表示されます。表示された候補の文字を全部使った単語を入力したら、次のレベルに行けます。けっこう、このゲーム難しいです。
この画面だと、AEHDSDの文字から単語を作って、キーボードで入力します。私はもうこれくらいしか思いつきません。笑
Shuffled Row
Shuffled Rowは、同じように、アルファベットの文字がでたらめに並んで表示されるので、そのでたらめの文字から英語の単語を作るゲームです。文字を選んで単語を作るというのは同じなんですが、こっちのゲームのほうは、与えられた文字は全部使わなくても良いです。こっちのゲームのほうがラクで楽しいです。
どんどんアルファベットが左から右へと表示されていくので、(この画面ではIWLAGと表示されてます)そのアルファベットから単語をどんどん入力していきます。正しい単語は下の大きな四角のエリアに点数とともに表示されていきます。
ダウンロードされたファイルはどこに?
しばらく遊んだ後、KindleをUSBでPCにつないで、インストールされたファイルを見てみました。Every Wordなんとか.azw2というファイルと、Shuffled Rowなんとか.azw2というファイルがが、documentsのディレクトリにダウンロードされていました。それぞれサイズは、1089KB, 1087KBでした。その拡張子からもわかるように、これらはDRMでプロテクトされたファイルのようです。また、.active-content-dataというディレクトリには、2つのディレクトリができて、それぞれのディレクトリの下に、metadataとworkというディレクトリが作られていました。そこに、それぞれのアプリが実行時にセーブしたファイルなどがストアされるようです。
これからはKindleアプリが続々リリースされる
これらのアプリはKDK (Kindle Development Kit)というSDKを用いて作られた初めてのKindleアプリということになります。KDK FAQによれば、KDKに含まれているAPIは、Java version 1.4 Personal Basis Profile (PBP)ベースで、さらにKindleのAPIを追加したものとなっているようです。ということでKindleアプリはJavaベースということです。
現在は、KDKはまだベータで、一部のデベロッパーしか公開されていません。今後の正式リリースを期待しています。もしかしたら、今回Kindleのアプリが正式にリリースされたということは、KDKの正式なリリースも近いのかもしれません。正式なKDKのリリースの後は、いろいろなKindleアプリがリリースされることと思います。これも楽しみです。