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米国東海岸発、とあるソフトウェア開発者のよもやま話

IBM Notes/Domino 9.0 Social Editon: LotusブランドからIBMブランドへ

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edbrill.comの最新の投稿にあるとおり、IBM Notes/Domino 9.0 Social Editionのパブリックベータ版が12月14日にリリースされることがアナウンスされました。IBM Notes/Domino 9.0 Social Editionの正式版は2013年のQ1にリリースの予定です。ベータ版のアナウンスのウェブキャストおよび、ベータ版のダウンロード申し込みはedbrill.comのページにリンクがあります。

IBM Notes/Domino 9.0 Social Editon

このIBM Notes/Domino 9.0 Social Editionは、もともと、IBM Lotus Notes/Domino 8.5.4 Social EditionとしてLotusphere 2012からアナウンスされていたもので、メジャーな機能としては、

  • 新しいモダンなUI
  • Activity Stream (FacebookのNew's feedなどでおなじみです)
  • Embedded Experience (メールドキュメントに埋め込まれた他のWebアプリを直にアクセス)
  • Notes Browser Plug-in(ブラウザ上でのNotesのデータベースやドキュメントのアクセス)
  • Dominoで実装されるセキュリティ関連では、SAML, OAuth
  • Travelerのアップデート

などがあります。アナウンスされたウェブキャストでは、これら機能の説明と、実際のデモが行われました。ちなみに、8.5.4は8.5.xのメンテナンスリリースとして今後リリースされる予定です。

LotusブランドからIBMブランドへ

このニュースで特に話題になったのは、Notesの製品名からLotusというブランド名が消えたことです。実は、Lotusブランドが使われなくなってきたのは、特にNotesが初めてなのではありません。例えば、LotusLiveというクラウドベースのコラボレーション&ソーシャルアプリケーションサービスは、IBM SmartCloudという名前にすでになっていましたし、LotusのソーシャルアプリケーションであったIBM Lotus Connectionsは、すでにIBM Connectionsという名前なっていました。IBMは現在ソーシャルコンピューティングにフォーカスしています。Notes Social Editionでも、Lotusの時代の単なるグループウェア、単体のコラボレーションアプリケーションから、ソーシャルアプリケーションへと、ソーシャルビジネスのサポートにフォーカスしています。これがLotusブランドからIBMブランドへとリブランドすることの主な理由です。

またNotes開発チームから見ると、NotesはすでにLotusだけのものではなくなりました。ソーシャルがフォーカスとなり、IBMの他のソーシャル製品との連携、(例えば、IBM Connectionsとの連携など)が重要になってきました。より広いIBM製品との連携が重要になってきています。これがLotus製品からさらに広いIBM製品へとの変化となってきています。なので、NotesがIBMとリブランドすることはより自然なことです。

ちなみに、Lotusのグループは、今後IBM Collaboration Solutions (ICS)と呼ばれるようになります。

Lotusphere 2013からIBM Connect 2013へ

Lotusの1月に開かれる、年に一度のビッグイベントLotusphereも今年で20年を迎えました。今年NotesがLotusブランドからIBMブランドになります。またIBMがソーシャルビジネスにフォーカスしていくということで、2013からのLotusphereはIBMブランドを押し出したIBM Connectionsになりました。LotusphereはIBM Connectの中のLotusphere technical sessionと言う名前で残ることになりました。

ということで

Notesは今後ソーシャルにフォーカスしていきます。IBMブランドとしての、IBM Notes/Domino 9.0 Social Editionに今後とも注目していただければ思います。

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